全ては時間価値に帰結する

新しい道具を買うことで、より効率的に仕事をすることができるようになって。

それによって生み出された時間で何をするか?

 

より良い食べ物を選ぶことで、健康に気を使って病になる可能性を下げた。

より体を壊しにくく、何でもできる可能性を広げる。

で、その時間を何に使うのか? 

 

より良い出会いがあれば、より良いビジネスにつながる。そうすると当然、仕事もやりやすくなるし、成功の可能性も上がる。良いコネクションは良いビジネスを招くのは言わずもがな。

そうしてできたことによる時間で何をするのか?成し遂げたいのか?

 

自分がやりたい、成し遂げたいことはなんなのか?

どれもこれもが、結果的により良いことに、効率的にアプローチできる為に、結果的には直接的、間接的に時間を購入すること。それで、何をやり遂げるのか?人生の時間をどう使いたい?

 

いや、そこで時間を買わないことで得られるもの、もあるだろう。それは時間生み出した何かで得られる価値ではなく、今そこで生まれる価値を取ったと言うこと。それが、その時間で成し遂げたかったこと。

 

たとえば、飛行機で目的地に行きのではなく、列車で車窓を楽しみながらそこに向かうのも一つ。飛行機で行くという移動時間を購入して、旅先での体験時間を得るのも一つ。だが、体験時間ではなく、列車の車窓を眺めるという楽しみを得るのも一つ。どちらが得とか、どちらが良いという話ではなく、価値観の問題。

 

自分が何をしたいのか、何を得たいのか。でなければ何となく時間が過ぎていく。なんとなく高い方が良いような気になって満足しているのが悪いわけではないけれど、それでもいいかもしれないけれど、もう少し考えたら、その時間で何かより満足が生み出せたかもしれない。
あなたのやりたいことは何ですか?

その目的が無ければ、なーんとなく忙しく、なーんとなく時間に追われる日々になるかも。

悪くないんですよ。でも、チョット意識してみませんか?

その時間で、どう満足したいのか、と。