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スポンジと液体

お風呂掃除などで使われるスポンジ。

風呂用洗剤を垂らして、風呂桶を磨いたり。

合成繊維で作られたスポンジもあれば、自然の海綿のスポンジも。さすがにこちらで風呂桶を洗うほどの贅沢な人はいないと思うけれど。

 

スポンジに限らないけれど、液体をたっぷり吸収する能力を持つ物質。ただこれは、その周りにたっぷりの「液体」があってこそ吸収できるのであって、周りに吸収すべきものがなければ、そもそも吸収すらできないという事。

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先日、渡航歴のない中学生が、TOEICでほぼ満点を取った、なんて記事が新聞に載っていたかと思う。その子はどうやら子供のころから英語が楽しくて、それを見た親御さんが、最初はカードや絵本から、それから簡単なレベルの本を続々と与え続け、子供の興味が続く限り、それに対して情報(液体)を供給し続けた、その結果。
子供の興味は、本当に大人が驚くほど「集中」する。それが大人から見て面白かろうがつまらなかろうが関係ない。もちろん、多くの家庭において、経済的、時間的制約があるから、「もうここらへんでご飯に」とか、「ほかの興味も」とそちらに子供の気をそらせることが多いだろう。だが子供からすると、そこでどんどんとそれにまつわる情報が与え続けられると、そして適切な情報の難易度上昇があると、まさにメキメキと音が聞こえそうなほどに、その分野で子供が成長しかねない。その英語版が、今回の記事ではないだろうか?

 

適切なタイミングで、適切な液体(情報)が周りにあれば、スポンジはいともたやすく吸い込む。もちろん、さまざまな経済的時間的制約もあるだろう、すべての親がすべてに精通しているわけではないので、適切な教師信号を発することができる人物が周りにいることも大切になる。そこに、その人にどれだけ集中して、適切な液体(情報)を供給し続けられるのか。

 

たぶん、英語のみならず、これからはプログラミングスキルもそうなりそうだ。

そしてそれを楽しんでいるロールモデルとしての大人が周りにいれば。

(でも今の「プログラマー」環境から推察するに、とても日本においてプログラミング能力があちこちでメキメキと発展するようには…)