それもひとつの価値感

全てが価値としてカウントできている、とは思わない。だが実際には金銭として、多くは月給として、幾らかの働きに対する対価をいただいている現代。

なので、「本当に私の先月の時給は幾らだったのか?」と見てみるのもひとつ。

 

やりかたは簡単。先月か今月の給与明細を持ってきて、

(そのひと月に得られた給与)/(その対価を得るために活動していた、全時間)

で計算する。

この時に、サービス残業時間ももちろん入れるし、(これは考え方だが)通勤時間も入れてもいいかもしれない。

 

とすると、自分の時給は幾らなのか?があからさまに見えてくる。

これにより、場合によっては、自宅近くのちょっとした高級バイトの方が、実は高いことになっている?などなど、いろいろ見えてくるところはあるはずだ(現実は、正社員とアルバイトの違いによる、社会保障費など、大きな違いはあるわけなのだけれど)。

 

自分の今受けている対価がわかれば、それを基準として様々に判断してみることが可能になる。

例えば、大学の授業をサボってバイトすることに意味は?授業料から考えてみる、というのもひとつ。昨今の授業料、いわゆる私学が高いのはもちろん、国公立も結構いい値段だ。年間の授業コマ数で、年間授業料を割ってごらんなさいな。雑費も含まれているが、一コマ幾らかがざっくり出るわけで。その時間のバイト代と比較して見てごらん?何が見えますかね。そんなにバイトしてまで金を得たいなら、実は大学を辞めて働けばいいものを、という事にさえなりませんか?(もちろん、「大学卒業」というステータスをどう考えるかにもよりますがね。)

 

比べる、比較する、というのは、とっても強力な分析方法。

いちど計算してみるだけで、相当考え方が変わること請け合いでは 😁