ご祝儀相場と海外旅行

社会人になると、同期や友人の結婚が重なる時期があったりする。

おめでとうという思いと、さてご祝儀が…という思いが交錯する。

で、このご祝儀。最近いくらくらいなのだろうか?流石に1万円はしょぼいし、でも5万は払えないなぁ。奇数がいいからと言われているし云々。

その結果、結局3万円。いつ頃からだろう?多分、バブル崩壊以後、この20年ほど、あまり変わっていないのでは?(偶数で、2万なんてのはあるのかも)

 

話しは変わる。

海外旅行が好きな人。昔は海外へ行くと、やすいなぁ、美味しいなぁ、となっていたところがあったかと思う。今でもそんな地域はある。為替差があって、円高だから安く食事が出来て、という環境もあっただろう。

だが、最近海外へ行って、特にビジネスなどで欧米へ行って、食事代が高いと感じた人はいないだろうか?為替はさほどかわっていないのでは?となると、結果的にその国における物価、経済が発展したかしていないか?の差ではないか?

昔はアメリカでランチに5ドルくらい掛かっていたのが、昨今行くと倍額になっていたり。円換算すると、昼食は1500円からという事も不思議ではない。

もちろん一部の都会では、ランチに1300円、1500円かかる所もあるけれど、やっぱりワンコイン、500円から700円程度で美味しいものが食べられるのはありがたい。

…なのだが。経済が発展しないというのはこういうところから忍び寄っていないか?かつて日本人が海外旅行で「美味しいね、でもとても安いね」と言うのは、ある意味での国の力であり経済力があった時の感覚では?

今、海外から日本に旅行に来る人たちは、「日本は美味しいものが安い」という思いを持っている人が増えていると言う。

 

何が良いのか悪いのか。

僕らはどうなりたいと言う方向に進んでいるのか。