「それ」を武器にするという事

それは技術かもしれない。

それは若さかもしれない。

それは強さかもしれない。

それは頭のよさかもしれない。

それは喋りの旨さかもしれない。

それは足の速さかもしれない。

それは口のうまさかもしれない。

それは見た目の美しさかもしれない。

 

…で、「それ」で永遠に勝負できますか?

たぶん「それ」が一つだと、結構早く陳腐化する。それだけで生き延び続けるのはかなり苦しい。

だからこそ、社会ではこういう人がいる。特技は3つくらいある方が安定するぞ、と。いや、世界でナンバーワンの特技が3つではなく、その筋でトップ数%に入れるような特技でよいだろう。それを3つ。

 

よくありがちなところでは、「スマホで困ったら、この人に聞こうか」と言う人、あなたの周りにいませんか?こういう「特技」でまずはスタート。これ、たぶんそんな特殊な特技じゃないけれど、トップ数%、すなわち、20人か30人くらいの中では一番知っているという状況、できるでしょ?

そんな知識を3つ。

すると、たとえばトップ10%に位置する知識を3つだとすると、その3つを持ち合わせていることによるポジションは、トップ0.1%のポジションに。すなわち1000人に一人のポジションに位置することに。

 

一つの究極的トップならともかく、それはむつかしい。でも究極的トップでなくとも、トップ集団くらいならなれる。であるからこそ、それ一つじゃ弱い。2つ、3つを有効に絡ませること。

 

たとえば、英語ができるだけじゃ他にもたくさんいる。英語ができて、なおかつアニメに詳しくて、サッカーの知識があったなら?

スマホに詳しくて、会計の知識があって、地方のビジネス事情をよく分かっていたら?…などと考えると、結構いろいろ考えられるはず。そう、究極的トップでなくてよいならば、いわゆる趣味的、オタク的知識でも「それ」になりえるということ。だから、得意項目を、趣味項目をうまくからませて、自分の武器を作り出すという事。
意識的にこれができるようになれば、あなたの未来も、少なくとも今より少しは光が差すのではないだろうか?