確率論から見ると

誰が計算したのか裏付けはとっていない怪しい話だ。

昨今の日本の社会環境においては、確率的にみると、正社員になるよりも、政治家(国会議員、県会議員、市会議員等々)になれる方が確率が高いらしい。

期待値的に考えても、月収、年収レベルで考えれば、当然政治家の方が高そうだ。

 

昨今の都議や県議、市議等々を見ていると、本当に何の活動をしているのか?と疑わしい者がいたり、給料をもらいながら「勉強させていただいています」などとふざけた輩もいたりする。まぁそうした者を選んだのも有権者なのだから、天に唾すると言えない事もないのだが、であるからこそまともな政治家に立候補してほしいという気持ちも湧き出てくる。

 

そもそも今の投票では、「受かってほしい人」にしか記入できないわけだが、これがもし「受かってほしくない人」にも何らかの形でマイナスの投票できた瞬間に、実は受かってほしいポジティブ票よりも、受かってほしくないネガティブ票が過半数を占めるのではないかと危惧している。…でお分かりの通り、批判だけするのは簡単だという事。まぁだからこそ選挙制度は簡単には変えられないのだろうけれど(違うw)

 

何にせよ、何かを生み出したり、何かを変革したりする力が、社会全体の雰囲気として、以前に比べてとても弱くなっている気がするのがこの国。ある意味で平和ボケでもあるのかもしれないとも思ったりする。だからと言って戦争を希望するわけではないけれど、起きてみないと危機感が得られない人がことのほか多い気がしている。

 

ことしもあと何十日を残すのみ。無事に年が越せることを祈る。