気がきくということ
多くの人と仕事をしていると、いやこの人はすごいとか、気が利く人だ、といったこの差が、否が応でも気になることがある。
気が利く人、というのは、たぶん何をやってもうまくやるだろうし、誰からも頼られるのは間違いないだろう。ものの本でも、「気が利く人になりましょう」などと説かれる。
で、思うのだ、「気が利く人」って、どうすればなれるのか?
気が利く、と感じたのは、たぶん誰かが何かをしようと思ったときに、それに先回りするかのように準備が整っていたり、ふと必要になるサポートが、欲しいと思ったときに用意されていたりする、そんな瞬間ではないだろうか?でもそんなことどうすればできるのだろうか?
たぶん、こうではないか?
気が利く人は、「そのこと」を、一緒に考えている、それも深く考えているのだと。もし自分がそれをする立場になったら、何が必要か?どんな場所になるか?何を使うか?どんな道具がいるか?そのあと何が起きるか?それを置く場所はあるか?などなど、想像し始めれば色々見えてくる。それに対して「想像したことが起こった」際の準備をし、スッとタイミングよく手を差し伸べる。
やっぱり、考えることに落ちがつく。
感がえる癖、考え方、考える時間などなど、やっぱりこれに尽きるかな。
今年も考えられたかな。
そろそろ年も押し詰まってきた感がある。単なる月末なんだけど。