武器は「継続」

時間を味方につけるところで前回は趣旨がずれてしまったけれど。
もう一つ書いておきたかったのは、「継続」だ。

 

「続ける事」で時間が見方をする。平凡な才能のものであっても、これだけは誰もが等しく使うことができる武器ではないか。金融における複利はまさに「継続する事」による効果のひとつ。

 

天才は、凡人からするとさしたる努力をせずして、知恵や才能を発揮することができる。もちろん、真似ができないものもあるけれど、努力の継続でそれを会得できるものもある。さらに、天才であるにもかかわらず努力を続けるする人もいる。もうこれにはどうやっても追いつけない状況になる。それくらい努力を続けることには大きな意味がある。

 

そう、「努力」を「続ける」だ。

こう書くと、「努力」の方向ばかりをことさら力を入れて、「続ける」期間を短めにしがちな人もいる。いや、逆でもいいのではないだろうか?「小さな努力」を「ずっとずっと継続し続ける」事の意味の方が実は大きな結果に結びついたりしないだろうか?

これこそが、前回書けなかった時間を味方につけるという事。
「大きな努力」は、「努力」それ自体が大変だ。大変であれば長くは続けにくい。となると、結果としては続かずに、成果には結び付きにくいことになる。
けれど、「小さな努力」であるならば、日々の成長は小さくとも、それがずっとずっと継続し続けることによって、お金で言うところの複利効果すら期待できる。凡人にも「時間だけ」は平等に与えられている。だから、凡人であればこそ、いかに「時間」を自分の味方にするのかを考える必要があるのではないだろうか?

 

時間を味方に、継続を武器に。