込み具合

東京都内の、美術館や博物館などで、様々な展示会が開催されることがあるけれど、特に目玉となるような人気の展示会は、それこそ行列ができるほどに人が並ぶことがある。

確かに見に行きたい、見てみたい。のだけれど、あまりに激込みの中にいると、人がいることだけで疲れてしまい、肝心の見たいものが印象に残らなかったりもする。
やはり土日が休みな人が多いため、土日に訪れようとした日には、待ち時間だけで数時間…って、どこかのアトラクションじゃないのだから。
逆に言えば、そこまで人気になるようなものであるならば、それだけ人が殺到することすら勘案して、値段を高めにして、適切な鑑賞環境を整える、という作戦もあるのではないだろうか?とすら考えてしまう。

 

幸いにして、休みが取れたり、代休を駆使して、平日に鑑賞しに行くことができると、その快適さにほれぼれとしてみたりする。やはり激込みは悪でしかない。

 

関東地方の「通勤列車の混雑具合」でさえ、この何十年かで緩和してきている…というくらい、人口は減りつつある。逆に言えば、ある一定数を割り込んでしまうと、こんな展示会や博覧会すらペイできない国になってしまうのではないか…という危惧をしてみたりもするのだが、まぁそれはまだ何十年も先の話か。

でも、減ってきてるんだよねぇ、本当に。

正しく縮むって、難しい。