引きこもれるということ
Amazonでの買い物が便利すぎる。
これからはネットを通じて薬も変えるようになるらしい。
銀行だって手続きさえすんでいれば口座の操作くらいできる。
野菜の通販もあるし、近くのスーパーに宅配注文できるシステムも完備されつつある。
テレビラジオ以外にも、UstreamやYoutube、さらに地方にあるカメラの映像から、世間の情報すら覗き見ることが可能に。いまや外に出ない方が、情報が豊富ということだって不思議ではない。
多少の元金さえあれば、自宅に引きこもりつづけることが可能な世の中。
病気になりさえしなければ、家を出る必要がない世の中。
ネットが生活を支え、生活の形態を大きく変えられるポテンシャルを抱え始めている。
それなのに、「働き方」は、今まで通り。会社まで通わなきゃいけないとか、通勤電車に毎日揺られなきゃいけないということが不思議に見える。
お昼休みは1時間。食堂がないから外で食べてきてね。
みんな12時になったらいっせいに食事に出て、わざわざ込み合う中で食事して。
生活が変わろうとしているのに、働き方だけ変えようとしないのはやっぱりおかしいんじゃないのかな。
どうしたらそうした中で働き続けられるのか、いや、働かずとも価値を生み出し続けることができるのかということを、本気で考え始めなきゃいけないんじゃないかな。
そうした形を求めた一つの結果が別にノマドでもなんでもいいんだけどね。
働くということ。価値を創造するということ。幸せということと、ちゃんと向き合わないといけないんじゃないかと。
…ということは、既得権益者との戦いでもあったりするんだけど。