2018-11-01から1ヶ月間の記事一覧

タマゴとニワトリ

どちらが先かは議論が分かれるけれど、20世紀末からこっち、ネットが発達し、コミュニケーションがより密に取りやすくなった時代以降において、個々人が物理的に顔を合わせてコミュニケーションをとる機会、取れる機会が減ってきている気がしている。 どこに…

テストが表しているもの

昨今の社会人、それもいわゆる一部上場企業などで働いていようかという方々の多くは、英語能力がある一定以上あって当たり前、の世界になりつつあるようで。 昔なら「英検2級」あたりが相場だったけれど、英検とっても話せない人が多かったからなのかどうか…

それも出会い

仕事柄、研修などとよく巡り合うのだけれど、自分もそうなのだが、受けたくて受けた研修と、上司が、会社が出ろと言っているので嫌々ながら出る研修とでは、なかなか身の入り方が変わってくる。 自分からお金を払ってでも…、という人にとっては、何が何でも…

ネタ切れ感

私が以前勤めていた某会社。結構社会的には先進的なイメージがあるようで、それにふさわしく、会社の中の一部を工房化して、3Dプリンタをはじめ、レーザーカッター等々を使える仕組みを整え、社内ベンチャー的な動きをサポートしている。 要するに、自由な…

タスクとスケジュール

スケジュールをうまく建てられない人の何割かにありがちなのは、そもそも「スケジュールしなければならないタスクが、きちんと洗い出されていない」事。 そう、「スケジュール」と「タスク」を、同じ言葉として捉えている人が少なくないようなのだ。 何かの…

見て覚えろ、の攻防

子弟制度で育てるような仕事とか、先輩について仕事を覚えるといった教育の仕組みを持っているところでよくとられる手法(?)が、「おい、仕事はしっかり見て、体で覚えろ!」ではないだろうか。 その先輩がどうやっているのかを見て、真似して自分でやって…

変えるのは一つ

困ったとき、何かに挑むとき、ブレークスルーしたいとき…。様々な時において、人は何かを変えていこうと考える。 人生に躓いたら、場所を変える人もいる。住んでいるところを変え、周りの環境を変え、新たな中で新たな関係性を構築していく。そこまで大きく…

承認欲求の罠

自身のない者ほど、成功体験がない者ほど、逆に「認めろ」と、暗に求めてくる傾向があるような気がしている。それが承認欲求。世の中、承認欲求に飢えている人がいる。認められない、認めてくれない、自分の真の価値をわかってくれない…と嘆く人がいる。でも…

労働者と資本家

アメリカは、すでに富裕層の1%が持つ全資産が、それ以外の99%が持つ資産と同額…なんていう世界になっているとも聞く。そして、アメリカの施策を追う日本は、遅かれ早かれ、割合の大小はあれど、そういう世界に近づきつつあるのだろう。 一部の超巨額な資本家…

ビジネスモデルの素性

これがよければ、引っ張るものがボンクラでも、仕事は自ずと回っていく。ただしそのうえで、うまく回せる者が回せば、もっとそのビジネスが発展するスピードが速まったり、儲けの規模が大きくなったりもするだろう。 ビジネスモデルがよくなくても、引っ張る…

映画

最近、日本映画の調子が、昔に比べるといいように感じているのだけれど、皆さんはいかがですか?ひところ、日本映画はもう駄目だとか、ハリウッドにはかなわない…なんて泣き言を聞いた覚えもあるけれど、最近は、実写は実写で、アニメはアニメで、それなりの…

前提

全ては認識の範囲の中で。 過去の偉人が成し遂げた偉業というのは、彼らが成し遂げる少し前から今まで、という「我々」が想像しうる範囲として、結果的にすごい!ここまで見通していたのか…という年月を普遍的に見通していたように見える事の先見の明をたた…

自分は〇〇の中にいる

我々が生活している「この世界」は、空気で満たされていて、空気中の酸素を吸って、二酸化炭素をはいている…などという事は、たとえば水中に入って、水に満たされている環境では呼吸できないことをもって、「空気に満たされている世界」を相対的に知ったりす…

質問を考える(リーダーとして)

先日は、ひとりの情報の受け手としての「質問」を考えてみたけれど、これは間違いなく、「リーダー」という立場でも同じように考えられるという事のはずだ。ただリーダーや、面接官の場合には、その「質問」は情報を得る「プローブ」であり、その刺さりどこ…

やりたい事はありますか

「やりたい事」があるなら、何も言わない、ぜひそれを「やり」ましょう。やればいい、行動すればいいんです。ただ多くの人において次に問題になるのが、「そんな時間などない」という事。いや、「本当に」それがやりたいなら、「そのための時間を作り出せば…

変わる事を嫌ったメーカー

メーカーで勤めたことがある人ならわかるだろう。いわゆる日本の高度成長期の日本は、モノづくりで経済を発展させ、世界を席巻してきた。モノを作る事、良いモノさえできれば、市場は喜んでくれる、売り上げが上がる…と考えた。 ところが、90年代あたりでバ…

失敗したくないから

新しいお店が出店されたら、とりあえずはいる人、いますよね。新しいコンビニのスイーツがでたら、とりあえず試してみる人、私の周りにもたくさんいらっしゃいます。 新しい店舗なら、一度入ってみて、買ってみたり、食事をしてみたりして、まぁ3000円なり50…

質問を考える

何処かの講演会を聞きに行っても、会社の、学校の中における説明会にしても、時間として設けられるのが「質問」の時間。だけれど日本においてはなかなか質問すること自体のハードルが高いと感じている人も少なくなさそうだ。 まずひとつ。いろいろ感じるとこ…

平成

もうあと半年ほどで「平成」が終わるらしい。どうでしたか、あなたの「平成」は? 昭和天皇崩御を迎え、大喪の礼が行われて日本が喪に服している中、レンタルビデオショップが空っぽになるくらいテレビ放送がずっと喪に服している中、国としては次の時代の元…

成功したら、失敗したら

バブル絶頂期の社会でよかったこととして挙げられていたことは、どんどんと新しい事にチャレンジさせていた事。自社として失敗したところで(世間が盛り上がっているから)次のチャンスは早晩やって来る。右肩上がりの時には、個々の少々の失敗、損失は、次…