2015-02-01から1ヶ月間の記事一覧

録画の意味

もう10年近く前になるだろうか、コクーンというハードディスクレコーダーが発売された。今でこそ、ハードディスクに録画することが当たり前になりつつあるけれど、当時はまだ珍しかった。当時は「DVD」に録画する事が、「VHS」からの転換として見られており…

安全というリスク

リスクを恐れる組織は少なくない。リスク対策をしっかり行ったり、できるだけ低いリスクのところを探して前に進む…ということを行っている組織もある。 一方、リスクの扱い方が今一つうまくないところもある。リスク対応している…つもりでも、形だけ、手続き…

群盲

東京マラソンの日、たまたま新宿方面に出る用事があった。いつもならこんなイベントの際には引きこもるのだけれど。 と、不思議な光景を見た。いわゆるファーストフード店。こんなイベントの日は掻き入れ時…と思いきや、お休みをしていたのだ。ふつう、そん…

お祭り

以前なら、地方地方に小さなお祭りがあり、その時を目指してその地方の若者たちが「ここ一番!」と張り切ることもあった。子供は子供で、鎮守の森、神社の境内などを利用した露店にワクワクし、友達と連れ立って夜に出歩く事が許されるのが楽しみだったりも…

習ってませーん

学校は、やっていないこと、知らなかったことを学ぶところだ。こうやって、こうやってこうしていくのか…とやり方を学ぶ。黙っていても「こうやっていく」という手順を教えてくれる。それは教える場、教わる場であり、それが主目的だからだ。 でも仕事の現場…

「食」というツール

最近、飲み会などの誘われることが少ないのだけれど…つくづく「食」はツールだなぁと思うのだ。 おいしい食事があれば、もちろん話も弾む。その上でコストパフォーマンスが良ければそれに越したことはないが、私の経験では、安いことを重視して大した食事じ…

同じ という幻想

満足も、不満も、喜び、悲しみ、安心、不安、全部誰もが同じだということを前提にした議論が交わされていた。はてなマークが飛びまくった。 本当に同じだろうか? 全員がこれが欲しい、全員これが不満、全員これが楽しくて、全員これが良くって…て、あり得な…

削られている時間

景気が良くなった…かもしれないアベノミクスだけれど、残念ながら私はその恩恵にあずかっている感覚はない。 それよりも、以前からずっと「早くしろ!」「安くしろ!」と言われるプレッシャーにおびえ続け、それに耐えるために頑張って仕事をしている感覚は…

制約などない…

「何でもやっていい、自由にしていいよ」 こう言われると逆に、何をしていいのかよくわからなくなる、なんていう人は少なくない。 が、本当に冷静に考えてみる。「そこには何の制約もない事由があるのか?」と。 子供に画用紙を渡して、さぁ、自由に書いてご…

毎日がコピー

インターネットはすでに生活インフラの一部になりつつあるだろう。ここ20年ほどで急速に社会に浸透した。そしてこう意識している人はまだ少ないかもしれないけれど、インターネットは「コピー」で成り立っている。 Webとインターネットは正確には違うけれど…

通話端末…じゃなくて

友人と話をしていて、電話(スマートホン)にいくら使っているか?の話になった。 「んー、だいたい月に9千円くらいだったけど、今回キャリアを変えて8千円くらいに安くなった。ラッキー」 私はある意味驚いた。あらぁ、そんなに高いんですか…と。 今どき、…

またね

「じゃ、また」 親しい人、親しげな時間を過ごした人の間では、そう言ってお別れする事が少なくないのだけれど、そして本当に「また」会えるのは、そのうち何人いるのかな? 「じゃぁ来週」や「じゃぁ○ヵ月後」ならまだ具体的だ。そうした定例化されている集…

目に見えないものに満足できるには

おいしい料理が山ほど出ても、「うわぁ、すごくおいしそうだけれど、こんなには食べられないよ」と限界の感覚が分かる。視覚的な量や、重さとしての量は、これまで人間は感覚的に捉えてきたし、自分の身体感覚と密接に関連している。 ところが昨今、感覚的に…

継続性視点

仕事を行っていくうえで、一つ一つに魂を込めてなどと言ったやり切った感を伴うほど真剣にやり切るのは重要なこと。だが、それと同時に、さてこの次はどうなるか?といった、継続性という視点を持てなければ、おおきな落とし穴にはまりこむ。 いかに続けられ…

優しさの向こう側

普段から物腰の柔らかい人がいる。優しい話しっぷり。たいていの事をしても、決して怒らない。優しい人。 こういう人にはこういう言葉が付いて回ったりする。「○○さんが本当に怒った時は、そりゃもうとっても怖いからね、気をつけな。」 優しい人、怒らない…

信じる者は

仕事において、「やってますアピール」を考えなければならないようになってくると、仕事は歪みだす。 部署の存在意義が問われ、自分の役割が問われ、その役割を顕示せんがために、示すための仕事、いわゆる仕事のための仕事をやり始める。 特に、さほど大き…

ふときがつけば

年末によくある過程内行事としては、大掃除や、それに伴う電球の交換。古い物の棚卸をして新しい年に備える。 と、ふと気が付いたことが。 すでに4年近く前になる東日本大震災。電力がひっ迫するであろうとして、各地で節電が叫ばれ、実際に街の灯が消えたり…

今日は何の日

お正月だ、成人の日だと覚えやすい休みの日もあれば、いったい今日はなんの日だっけ?でもおやすみだからとりあえずいっか!とわけもわからずに休む日もある。 ちなみに今日は建国記念日。 昔に比べて、日本人は、休みを取りやすくなったのかそうではなくな…

数の自慢

すでに独自の生体センサーが感知して、一足早く春を「満喫」し始めている人もいるだろう。例年取りなら、今週末か来週あたりから、アレルゲンたる春の花粉が飛び始めるそうだ。 最近は、そもそも病にかかっていないことの方が珍しいくらいに。以前なら病名な…

平等資本

国や組織や様々な団体は、人々で動いている。それらがえこひいきで人を配置したり、コネで人を取ったりすることもあるだろうけれど、基本は平等に、そして能力のある者を、という形で割り振ろうと努力していたりする。 けれど、お金持ちのところに生まれた者…

考えると言う武器

恐ろしいのは、考えると言う事を奪われること。 自分で考えなくなったら、誰かの考えに乗るしかなくなる。たとえそれがあなたの事を考えている事であったとしても/なかったとしても、それしか選択肢がなくなる。 あなたの事を考えてくれる人を選べばいい、な…

目に見えない事で

自分では頑張って仕事しなきゃ、会社に行かなきゃとある意味の無理をする。 でもたいてい、会社に行ったところで、パフォーマンスは出ない。さらに、場合によっては原因をばらまいていたりすることがある。 最近は、電車でマスクをする人を普通に見かける。…

変えられること、変えられないこと

変えたい事と、それを変えられる事は別物だ。 さらに、それを変えるとなったところで、莫大なエネルギーを要しなければ変えられないこと/事実上変えるのが不可能な事と、そこそこの努力で変えられる事は、これまた別の事だ。 それらを見極めるのが、自分の目…

情報と力

インターネット以前なら、情報を発信する力こそが「力」だった。 それゆえに、そうした力がむやみに振り回されないために、メディア規制のような力がかかっていたところもあるんだろう。 けれどインターネットがこれほどまでに普及し、それが使いこなせるよ…

B面、とか

すでにCDが売れなくなってきた、なんていう事が当たり前になりつつある今。 それでもやっぱりモノが欲しい人に向けて、CDもリリースされている。 先日、とある歌手の方がこんなことを言っていたのを聞いた…。新曲リリースで、アルバム(CD)を作ったらしい。…

間違い、後悔、過去未来

自分の部屋に、昔っから捨てられないモノがたまっているのを見て。 物を捨てられない人は、後悔するのが嫌い、間違うのが嫌なんじゃないだろうか?と。 それでも実は、一面しか見ていない。無くしてしまうことで、「あぁ、やっぱり必要だった」という「後悔…

お目にかかる回数

今の時期はカニがおいしいなどということで、鍋にしたりなどなど、おいしいものにありついている人もいるだろう。 しかし、じゃあ毎日毎日カニを食べるか?と言われても、そうでもない。カニの名産地ならそうではないのかもしれないが、一冬に、3回?5回?と…

見せたい、見たい、見たくない?

見せたいものだけ見て欲しい。 見たいものだけ目にしたい。 書く方からすると、掲載する方からするとこんな印象を受けることもある最近のSNS。 もちろん、逆を考えればそうならざるを得ないところも。 欝展開、もう駄目だとか、やるきない…なんてのが頻発す…