2019-05-01から1ヶ月間の記事一覧

猪突猛進

バブル炸裂以降、すでに30年近くの年月が経ったにもかかわらず、日本の経済は少なくとも現場感覚では、ほとんど上向いていない雰囲気。 「いや、あの経済指標では良い数字が…」などと出ているところももちろんあるのは知っている。だが、すでにいくつかの経…

好きか嫌いか

小学生中学生のころにおいては、好きなモノが得意なモノである事は少なくないだろう。なぜなら、好きであるがゆえにそれにかける時間が尋常ではないことで、当然のように得意になる。得意になればさらに好きになる…。という好循環で、得意項目ができる人は多…

教えることはできても

教師とか講師とか、そうした誰かに何かを教えるような職業の人々は、その「知識」が求められるのは当然として、その立場としての「振る舞い」も、ある意味当たり前のように求められているところがある。 昔ほどではないけれど、教職は聖人君子たれ…とまでは…

競争させすぎてないですか

経済資本主義において、競い合う事、競争することにより、コストが下がったり、技術が進歩したりする…というのはよくわかる。そうして得られた様々な結果を、今我々は享受し、日々の生活において、30年前50年前にはなかった、利便性を謳歌しているのが現状。…

成果のキャンバス

あなたは、何で結果を残しますか? 会社に入って、最初はがむしゃらに仕事をする…というところから始まる人もいる。しかしだんだん仕事に慣れてくると、自分は何で評価されているのか、何で成果を表していくのか、そんなことが気になり始めてくる時期が来る…

効率化を問う割に

昨今の新入社員の皆さんは、結構英語ができたりする人がいると思うのだが。就活の際に、自分の得意なところをきちんと示せるようにするために、TOEICを受けて置く人も増えていると聞く。大卒として、いったい何点くらいを目安にすればよいのかは知らないけれ…

込み具合

東京都内の、美術館や博物館などで、様々な展示会が開催されることがあるけれど、特に目玉となるような人気の展示会は、それこそ行列ができるほどに人が並ぶことがある。 確かに見に行きたい、見てみたい。のだけれど、あまりに激込みの中にいると、人がいる…

不安というエネルギー

何か心配事があったり、不安があったりする。たとえば学生時代なら、あぁもう少しこっちを勉強しておくかとか、もう一度テキストを読んでおくか…といった準備不足による不安があるだろう。 こうした準備不足で定期試験の点数が芳しくないかもしれない不安に…

最高効率化はリスクを最大化する

すでに今年はシーズンを過ぎたが、日本の桜のシーズン…とほぼ同義語に当たるのが「ソメイヨシノの開花時期」だろう。他にも様々な桜の種類があるのだが、基本的に天気予報で扱われるのは「ソメイヨシノ」が多い。 だがこれもよく知られているように、ソメイ…

断捨離を支えているのは

一時期、日本において、断捨離だとか、モノを最小限にまで持たなくするといった形で、整理術がブームになった時期があった。一回どころではなく、こうしたムーブメントはたぶん、過去に何度も繰り返し繰り返しやってきていたと思う。 だがそもそも「断捨離」…

潤滑油

時にこんな人に出会う事がある。お店であれ仕事であれ、自分自身に非がなければ、組織的に非があったとしても、絶対に謝らない、謝りの言葉を口にすると死ぬんじゃないか、誤ることで自分が負けたと思っている人がいる。 けっしてそのすべてが良い、というつ…

使う(だけの)権利

この5年ほどだろうか、この「権利」という考え方が、好むと好まざるとにかかわらず、広く浸透し始めた気がする。世間的呼び方としては「サブスクリプション」だ。「利用することに対しての対価を支払う」というやり取りのことを指してこう言っている。 「音…

自分のそれ

さて、国民の休日として、結構な大型連休だった人もいらっしゃっただろう。今日あたりから業務が再開されること自体に、ため息を漏らしている方がいらっしゃるような気もする。 私も含めてこういう人がいるのではないだろうか。連休スタート直後には、さーて…