2014-04-01から1ヶ月間の記事一覧

「同意」の前提

いろんなところで使われる言葉、同意。契約書をはじめ、約束を得たうえで出てくる言葉、同意。 同意というのは、力関係、それも、物理的な物だけではなく、権力、知識力、情報力等々府向け、それらが同等にある状態で得られるものであった際において初めて、…

感情

喜怒哀楽。当たり前のように心の中に起こる感情。子供は当たり前のように、喜び、怒り、泣き、楽しむ。 大人になればなるほど、そのような感情(特に怒り、悲しみ)をストレートに出す機会は減り、押し殺すこともしばしば。もちろん、それは相手によることも…

友達もしくは

子供のころに言われた。友達は大切にしなさい、大事だよと。 大人になった今だからわかることもある。それを「友達」と呼ぶのかどうかは分からないけれど、「信頼できる人」がいること。これは何物にも代えがたい価値だ。 それなりの大学に進むと、それなり…

いっしょうけんめいの差

新入社員で仕事に配属され、小さいかもしれないけれども少しずつ仕事を渡されたりしている人も、もういるかもしれない。時に失敗して先輩から怒られたり、案外うまくできていて褒められたり。 そもそもそんなにわかっていなかったりすることの方が多いのだか…

目立ちたい/目立ちたくない

周りから抜きん出たい、何とか目立ちたい、一旗あげたいなんて人もいるだろう。 反対に、絶対に目立ちたくない。おとなしく、目立たなくしていよう、と考えている人もいるかもしれない。 しかし、目立ちたくない、“だからおとなしくしていよう”…というのは、…

切り替える

一昔前では、大型家電は10年、車も10年が一つのサイクルだ、なんて言われた時期がある。可動部分があったような機器では、5年程度だったりした物もあるだろうけれど、可動部分がないような情報機器なら10年持つ…と言う幻想を抱かなくもない。 ところが現実は…

不安だから不安

世の中わからないことばかり。不確実なことばかり。 しかし、未来が約束されたとおりに“しか”ならないとするなら、それはまたそれで面白くないだろう。なんせ努力しようとしまいと、未来が変わらないなら、何にも努力する必要がない。やがて来るその時までじ…

線から逃れられない

音の記録は、ロウ管から始まったのだけれど、爆発的な普及を見たのはレコード盤からだろう。裏と表に音の溝を刻みこみ、そこに針を落とすことで音を出す。 その次に磁気テープへの記録が続く。そしてその次にCD。その後いろんなディスク状の記憶媒体も出るけ…

必要の無駄、無駄の無駄

すでにここ10年、15年ほどは、言うまでもなく日本経済が大きな痛手を受けた時期。デフレだと言われ、モノの値段がどんどん安くなる。一見良いように感じる側面はないではないけれど、それは言ってみれば「何をしても価値が縮小していく」という方向に動く時…

どこまで民主主義足るべきか

人が二人以上いれば、当然ながら意見の食い違うこともある。それを、何かの力ではなく、理屈で、理由で、双方が納得できる落としどころを見つけるのがある種の民主主義。その「落とし方」にはいろいろあるのだけれど。 当然ながら双方一歩も譲らずに、意見が…

してもらいためにそうする

いっしょに口ずさんでもらいたいと思うから、歌詞を載せる。 ただ単に載せるのではなく、その年代に合わせた形で、ときには漢字にふりがなを打ったり、もっとわかりやすくはひらがなで表記したりする。 でも最近は、歌詞をいっしょに載せない番組も多い。な…

チキンレース

もうここ10年の話だと思うけれど、リスクを取ろう、リスクを取れと、事あるごとに物事に果敢に挑んでいくことを強調し、より大きな仕事や作業に挑むように促される。 じゃぁそれ以前はリスクに挑んでいなかったか?というとそんな気はしない。リスクに挑んで…

コンプレックスという力

多分誰にでもあるコンプレックス。背が低いとか、運動神経が鈍いとか、勉強ができないとか、英語がからっきしだとか…さがせばいくらでもあるコンプレックス。 でも、たぶん多くの人が、そうした「コンプレックス」を気にしないように、意識しないようにして…

時間でとらえれば

「企業」とは、ある意味できることはこれですと決めた組織、うちができる得意なことはこれだと宣言した組織ともいえるだろう。違う見方をすれば、やらないことが明確になっていたりする組織だ。 逆の定義をしている組織もあるだろう。たとえば「誰かが幸せに…

抽象具象

物事を現実の中でとらえていると、なかなか飛躍できない。 物事をいつもいつも抽象論としてとらえていると、本当の活動の意味なんかがちょっと小さく見えたり、ばかげて見えたりすることもあったりするかもしれない。けれどそれが実は抽象論とガッチリ手を組…

創造性の戦い

東大が、人工知能を使って大学入試を解く挑戦をしているのをご存知の方もいらっしゃるだろう。すでにかなりの大学の入学試験を解くことができる、というレベルにまで至っているというのが、どこかのメディアに掲載されていた。 IBMの人工知能が、アメリカの…

出会う力

今から20年ほど前、まだインターネットが広く人々の間にいきわたっていなかった時代。とはいえ検索エンジンと言う考え方はすでにアメリカででき始めていた。日本でも作られ始めていた。 今でこそ、わからないことはネットに聞け、ググレカスなんて言葉がある…

友達、数

今もそうなんだろうか、ケータイのアドレス帳に載っている友人の数こそがステータス、という時期があった。今の若者だとLINEでつながっている数なのかもしれないなぁ。 Twitterのフォロワー数も、少ないより多くなるのを期待したり。10人のフォロワーよりも1…

マルチタスクができるのは?

歩きながらものが食べられる。 ラジオを聴きながら運転ができる。 ○○をしながら××をするということを普通に行う日々。 ただし、そこには組み合わせがある。 考えないとできないような○○と、同じく考えないとできないような××は、ながら作業はできない。当た…

すぐやるべきこと、じっくりやるべきこと

時に人は、すぐやるべきこととじっくりやるべきことを認識していなかったりもする。 また、それとまったく直行した概念として、すぐやりたいこととあとでやることということも存在する。 1)「すぐやるべきこと」で、「すぐやりたいこと」 2)「すぐやるべきこ…

よーく見てみよう

すべては観察が基本だ。誰もが見ている日常であっても、誰もが当たり前だと見過ごしていることは案外少なくない。いや、悪い事ではない。すべての事に疑問を抱いていては、外出ひとつ満足にできなくなる。 子供がそうであることはいまさら言うに及ばない。す…

説明すること伝えること

あなたはどちらを意識しているだろう。人に何かを伝えることと、説明することと。 そもそも「伝える」ことは難しい。いまさら伝言ゲームを引き合いに出さずとも自明の事実。そこにある一文、物事をただ伝えるだけでも、何人かの人を介するだけで簡単に歪んで…

未来のために

定期試験で重要な行為の一つには、その採点されたものを手にしたのちに、弱点を徹底的に復習することだ、というのがあげられる。(まぁ、そこまでわかっていて十分できていなかった私がここにいるわけなんだが。) 子供のころはこんな屁理屈もいってみる。 …

遅行性

赤ん坊向けのおもちゃは、触ったことによって音が出たり、光を発したり、刺激に対する反応がすぐに出る、分かりやすいものが好まれたりする。当たり前だと言えば当たり前だが、すべてはまずここから始まる。 だいたい6歳程度、就学前までは、刺激に対する反…

桜の木の下で

関東地方はまさに桜の見ごろの季節。もしかすると雨で散り始めているところもあるかもしれない。それでもあちこちに植えられた多くの桜を目にしたり、わざわざ○○の桜を見に行ったりして、春のひとときを楽しむ。 有名どころの公園なら、人でいっぱい。木の下…

泣けてくるシチュエーション

とある場面。相手がとても丁寧に対応してくれる。 こちらは?というと、とてもそれに対応できる状況ではないくらい、そもそもの準備ができていなかったり。本来なら相手が言ってくれていることを十分に受け止め、それに応じた対応ができてこその「今」が設定…

究極のベスト

本当にそのような状態が見つかり、そのためのセッティングが判明し、そのための仕事の進め方が分かり、そして世界が全く変わらないとしたなら、人はもう努力する必要はない。最高の効率で物事が進むということが分かったのだから、それ以上にはなり得ようが…

歩き○○

歩きながら食べるのは行儀が悪い。子供のころにはそう教わった。モノを食べるならちゃんと座って、落ち着いて食べなさいと。 いつのころからだろう、歩きながらモノを食べたり飲んだりすることが、社会的にも普通?になった。「ただ単に歩いている」というこ…

画一化された

モノを作っている人からすると、全く同じつくり、まったくおなじ性質、品質でできているからこそ、その寿命や交換時期が分かる。でもそうしたことができるのは、大量生産されている商品であるからこそであり、個々の品質差がまずないというのが大前提。個別…

味が出るまで

もうすでにCDを購入して…という時代ではなくなったんだろう。 欲しいな!と思った楽曲は、スマホを通じてその場で購入。 聞きたいと思った時が聞き時だし、当然そのために、どこでも買えるというサービスが作り上げられた。 昔はと言うと、アルバムをお小遣…