友達もしくは

子供のころに言われた。友達は大切にしなさい、大事だよと。

 

大人になった今だからわかることもある。それを「友達」と呼ぶのかどうかは分からないけれど、「信頼できる人」がいること。これは何物にも代えがたい価値だ。

 

それなりの大学に進むと、それなりの友人ができたりもする。ましてや、いわゆる有名大学として名が通ったところなら、信頼できる友人ができる機会も少なくない。勉強のための進学、というのももちろんあるけれど、私の場合(そして私に限らない結構多くの人において)、良い大学にしても、良い会社にしても、そうしたよい友人、信頼できる人たちと知り合える場の重要性は、認識されている人が少なくないと思われる。

 

もちろん、そんなことをせずとも「良い人」と出会える人もいる。それはビジネスパートナーかもしれないし、趣味の友人かもしれない。はたまた生涯の伴侶であることだってあり得るだろうし、旧知の友人としてずっと付かず離れずの仲と言う人もいるだろう。

 

 

イデアの質を最初から高いものを求めると、なかなか良いアイデアが出てこないことがある。なので、最初はつまらないものであってもあきらめず、とにかくアイデアを出し続ける。数で勝負する。その上で、その中から絞って良いアイデアを選別する。すなわち数の中からきらりと光るものをより分ける。

 

友達もそうしようとする者がいる。ケータイのアドレス帳に登録されている「友人」の数を競うなんてのはそれに近いんじゃないだろうか。

でも困ったらその中の誰に連絡する?誰でもOK?いやいや、そんな時にかけられるのは、数えるほどしかいなかったりしないかな?

 数を競うものじゃないと思うんだよね。