2018-10-01から1ヶ月間の記事一覧

事の順番

ものごとを進めるにおいて、手順を間違えると大変苦労する。場合によっては大きな失敗にさえつながる。 たとえば、何かを組み立てるなら、きちんと整理整頓、掃除された部屋の中で場所を確保し、そのうえで部品を広げなければ、「あれはどこへ行った」「これ…

うちの会社だけは

すでに「失われた〇年」といいはじめて何年たつのか。人によっては「俺の人生、全部失われてる」って人も出てきている今日この頃。すでに日本という国のポジションは先進国の中でも後塵を拝し、場合によっては勢いのよい発展途上国にも抜かれかねない状況に…

媒体の終焉は

「テレビはオワコン」とさえ呼ばれていた時期もあるけれど、いやいやまだまだと、頑張って視聴率を稼げるドラマが展開されている。私もテレビを見なくなって久しいけれど、いや、コンテンツ制作は頑張ってもらいたい。 とは言え、様々なメディアがこれまでに…

事実を見ないと

ものづくり日本…と言われて久しいが、さて、「今」でも本当に「ものづくり」の国なんだろうか? どの街でもよいのだが、たとえば今の秋葉原でそれが感じられるだろうか? 家電で世界を席巻していたかもしれない時代は、感覚としては1980年90年代あたりまで。…

集中力のために

無限に一つのことに集中し続けることは事実上無理だ。何かに熱中したり、結果的に集中したりすることがある人は、その集中が解けたとたんに、心地よい疲労感などが襲ってきていることだろう。もちろんその(集中できた)状況は喜ばしいこと。 こう考えてみる…

進化と成長

その双方を同じととらえる人もいる。 しかしそもそもダーウィンが提唱する進化は「その環境に適応できること」で進化してきたわけであって、いわゆる「成長」とはちょっと違う。今までと同じなら環境適応できていなかったモノが、何か変わったことによって適…

知ってほしい、けど知られたくない

僕らがどこかのお店に入るとき。高級料亭や高級レストランなら、次に何を求めているのかを店員が素早く察知して、おもてなしをしてくれる。それ自体当然ながら、そうしたサービス自身を提供している、できるからこそ高級店であり、サービス料金を取られる。 …

ある効率化の行き先

おにぎりやサンドイッチをかじりながら、事務作業をすること。実際にはあり得るだろう。最後の追い込み。時間ギリギリに変更を依頼されたりすると、昼食をとる時間すら削りながら、何とかやり切った…という経験者もいるだろう。 とは言え、それはたぶん、ま…

資本主義の前提

いわゆる最初に考えられていた資本主義の前提として、個々が個別に労働をするよりも、方向性をもって(たとえば会社という方向性で)仕事を進めることにより、より効率よく成果が出せる、儲けられる、生産できるという流れがあって。その中で、「では私は、…

栄枯盛衰はあれど

そもそも、活版印刷ができる以前は物語の継承は口伝が中心だったわけで。書き写していたところはあれど、莫大な時間と費用が掛かっていた時代があった。それが活版印刷の発展、印刷技術の革新によって、当初は重要な、貴重な情報のみが書籍化されていたとこ…

誰を救えるのか

最近、会社の同僚から言われた一言。 「いやぁ、便利な世界ですよね。わからない事でもちょっと調べると何かしら情報が出てくる。ネットがない時代は想像できないなぁ。」 おっしゃる通り、1995年ごろに本格的にはじまったインターネットの爆発的な普及。そ…

賞味期限、消費期限

「GAFA」などという本も出版されていることでお分かりの通り、Amazonの力が、危ないほどの強大化している状況がある。とはいっても確かに便利ではあるのだが。 他方で、日本のみならずだと思うのだが、「本屋」という店舗が続々と消滅しつつある。個人的には…

使い方を求められている世界

全てが安くなり、さらに多くのものが見かけ上無料になりはじめている現在がある。デフレの日本で、消費者サイドは防衛の意味で、より安く、そして良い情報、データを手にしたいとあがき続ける。その結果としての弊害があちこちで出始めている。 一つは、音楽…

経済は順調だ、たぶん

経済は順調だ。メディアや国はそういい始めている。けれど労働者としてそれを「実感している人」ってどのくらいいるのだろうか?給料が上がった、ボーナスが増えた。日本の労働者の多くが感じる経済的実感で、景気の良さを感じるのはおそらくこれらの事象が…

太って、やせる

私が子供のころの「貧乏人」のイメージは、食べるものが足りずに痩せこけてガリガリ、というイメージ。ある意味それが刷り込まれていたといってもいいかもしれない。 ところが昨今のリアルな貧しい人はどうなのか?別に私は医療関係者ではないけれど、自分の…

労働人口とAIとBIと

AIが発展することによって、仕事がなくなるのか?現在の仕事の中で、なくなる仕事はこれだ!等々、雑誌を始めとするメディアでは、恐怖を煽る記事が躍る。 正直なところ、怖いなと思うところがあるものの、私の心の中のその恐れは小さい。そうしてなくなる仕…

そもそもが、生産性ある議論から

生産性って何ですかね。 ビジネスにとって、価値あるものを社会に生み出し続けること。もちろんこれは求められる重要な要素であり、それを生み出せない会社組織は淘汰されても仕方がないのが資本主義という仕組みだし。 だけれど、そういう構造を生み出し続…

けじめ(ダメだとわかるまで)

自分が本当は何に向いているのか、なかなか探せない人もいる。 自分に向いていることは何なのか、自分が何をしたいのか、「自分探し」をする人たちは少なくない。 でもそれだけのために時間を使った多くの人たちが、何らかの正解にたどり着けているかという…

相手の心に

コミュニケーションが非常にうまい人がいる。それも、自分の考え、思いを相手に伝えることが大変うまい人がいる。そんな人に話を聞いたところ、不思議な答えが返ってきた。 それは、「相手の心の中に絵を描くのだ」と。 その人は、何かを話すにしても、特段…

本当に効率だけでしょうか?

様々な企業で、職場で、効率化が叫ばれて久しい日本の現状。当然「病院」もその例外ではない。保険点数という制度はあるものの、だからといって「病院」だけが、楽に儲けがでるような仕組みにはなっていない。 そんなとある病院に…患者が訪れ、自分の病状を…

それには「答え」があるのですか?

日本の学校、少なくとも義務教育で教えることの多くが、「問」に対しての「答え」が何等か用意されていることが少なくない。そしてテストでは、その「答え」を覚えているかどうかを確認するテストが幅を利かせている。 だが実際に社会に出てみると、どんな課…

決定権の所在は

昨今の強力な台風の連続急襲によって、日本の鉄道会社の決断が気になっている。早々に、被害が出る前に、被害による遅延、さらには急激な帰宅ラッシュを回避するために、かなりの間引き運転や、運休を行いますと宣言する。これはこれで一つの解だろう。たぶ…