2013-08-01から1ヶ月間の記事一覧

みえるかみてるか

世の中、仕事に、遊びに、いろいろと技術や工夫が進んで、物事の数値化、グラフ化が進んできた。直接は測れないようなものでも、それを何か代表的な数値で置き換えることで、間接的に見えてくるものを理解できたり、思わぬ相関関係が発見できることもある。 …

それはあなたがつくればいい

デジタルになれば便利になりますよだとか、アナログ時代の音はひどくて、とかとか、いろんな人がいろんな言い方をする。たしかに、“多くの人にいいと言われる”基準ってのは、それなりに存在するのも事実だと思う。 でも、他人が何と言おうと“自分がいい”と思…

ウサギ

就学前の子供と遊ぶときは、叩いたら音が出るもの、作ってすぐに遊べるもの、やったらすぐに楽しめる、反応がある事が基本だろう。積む、積む、積む、ガシャーンと壊す。楽しい。見たいな。 ずーっと積む、積む、積む、積む、積む…というのが延々と何時間も…

秋の気配

もう8月も最後だけれど、それでもまだ夏休み。 …の割には、外で遊ぶ子供たちとか、クラブ活動にいそしむ中学生なんてのはほとんど見かけることがなく。確かに今年は暑くて暑くて、熱中症の危険があるため、外での運動は基本的にNGなんて日もあったり。まだ昼…

400mリレー

陸上競技において、短距離走でのリレーがある。個々人の能力として100mや400mが速い、というのが前提だけれど、それ以外にもバトンパスのテクニックが重要なカギを握る。 早い奴があつまればそれでいいじゃないかというチームや国もあれば、必死でバトンパス…

総中流

アベノミクスと世間は騒ぎ、マスコミがそれをあおることで、一気に円安傾向に振れ、株価がぐんと上がる。 確かに輸出企業は、80円台だったドルが90円台へとさがることで業績がぐんと回復。息をつくことができた。時期的に株主総会でもそれなりの報告ができ、…

遍在と偏在

再就職活動をするとなると、求人情報をいくつもいくつも探す日々。最も保有件数が多いのは、ハローワークなんだろうけれど、それ以外のネットを使ったサービスからでも探すことはできる。 厚生労働省からのお達しに沿うから、だっただろうか、求職者の年齢制…

リスクが分からない

会社のプロジェクトはもちろん、自分の目標達成であっても、地域の活動であっても、どんな場所、どんな事例においてさえもリスクは存在する。それを管理することなしに目的に達せられれば、結果的にはそれでもいい。よほど幸運な人かもしれない。が、普通は…

計画とはその時の決断であり

夏休みも終わりに近い。まだあと1週間ほどあるので、宿題のラストスパートに入っている子もいるんだろう。 たぶん、夏休みに入った直後に親は子供に言う。何らかの夏休みの計画を立てなさい…と。 でもきっと多くの子供は、“計画とはどう立てるのが自分に向い…

万年筆の時代

最近に始まった話ではないけれど、筆記用具として、シャープペンシルやボールペン、ましてや鉛筆を握る回数が減っている。 役所や銀行で、所定の用紙に文字を書かねばならない時に、ふと、いつもの漢字なのにそれが不思議な字に見えてしまったりするようにな…

秋の気配

すでにお盆休みも過ぎ、子供たちの夏休みも終盤、学校によってはすでに始まろうとしているところもあると聞く。 こうした雰囲気を先取りし過ぎず、しかしちょっと早めに季節を知らせるのは小売りの鉄則。スーパーには“秋”をイメージさせるディスプレイや、秋…

枯渇する

石油資源は、私が子供のころに習った時点で「あと30年ほどで枯渇する」と言われていた。その後高校大学と進学し、就職した後でもやはり「あと30年で枯渇する」と聞いた。そしてそこからさらに時がたった今まだ、「確実になくなる日付」を聞いた覚えはない。 …

流行っている…って?

“流行っている”ってどういう状態だろうか? 物であれば、販売台数から世帯普及率が…といった手段もあるだろう。個人向けなら何人に一人が、といった形もある。テレビ番組なら視聴率、本なら発行部数などといった数もある。 要するにどうやって数をとらえるか…

なんでだろう

朝、会社へ行くために家を出る。いつもと違うところはないか?全く同じことはあり得ない。隣の家の垣根が整えられていたりしないか?向かいの家のいつもは閉まっていない雨戸が閉まっていたりしないか?日頃はついていない玄関灯が点きっぱなしになっていた…

感性の完成

家電製品などで商品が成熟してくると、下落しがちな付加価値を抑えるために、次々と機能を追加して、何とか価格下落を抑えようという意思が働く。他方、同一機能をより安く実現するためのチューンアップや部品削減なども余念がない。 初期モデル、第二、第三…

課題発見

小学校に入って以後、高校あたりを卒業するまで、時間割された「科目」単位で、修得すべきこと、記憶すべきことなどを課題として課せられ、期末テストの形式で判断される。何を覚えるか、何を習得するかが決められており、それをあるレベル以上において習得…

束ねる、ひも解く、のそのために

ある一つの概念がある。何でもいい、そんなに難しい事である必要すらない。 たとえば「リンゴ」だとしよう。みなさん、想像できただろうか? 「リンゴ」と言えば、赤い、ピンとしたツルのついた、秋口にでてくるおいしい果物、といった映像を思い浮かべるか…

一糸乱れぬ

今「洋楽」なんていう言い方はしないのかな。海外からの音楽がまだまだ別ジャンルで珍しかった時代。そしてその先駆けの一端として、ビデオクリップという手法が光を浴び始めたころ。 日本ではまだ、歌手のうしろでバックダンサーがちらちら踊っているという…

テンプレートの流布

今でこそ、コンピューターをベースとした音楽作成ツールは、数万円もだせば十分に手に入る時代。誰もがやろうと思えば簡単に、音楽の制作を体験し、玄人はだしのものを作れる時代。 少し話は遡る。1980年代のとあるインタビューで、あるミュージシャンが言っ…

褒め方叱り方

人の褒め方なんていうのは、いつ習うんだろう?リーダーや管理職になると、うまく褒めることとうまく叱ることがキーポイントになったりするんだが。 幼稚園児ですら、大人から見て気の利いた褒め言葉を出す子がいる場面を見たことを思い出すことを考えると、…

やめる/やめない/やめられない

新しい事を始めるのは勇気がいる。 全く知らないことならどんな危険が潜んでいるかわからず、少し知っているならどんな危険があるかが予想でき過ぎて怖くて。良く知らないとできない…なんていっていたらやらないと知ることはできないのでいつまでたってもで…

という選択

「今この瞬間、AかBか、必ずどちらかを選ばなければならないという場面。どちらも選ばない、両方を選ぶというのはなしだ。だがどちらに関しても情報は完全ではなく、不確かな部分が残る。さぁどうする?」 こんな場面は毎日あると言っていい。完全な情報を…

ユニーク?

テレビなんかを見ていると、クイズ番組に限らず、疑問や問題が投げかけられることがある。視聴者は興味を持ち、解を考える。テレビ局はテレビ局で、視聴者を引っ張って引っ張って…でCM明けにやっと、その回答を提示したりする。 ポンッと膝を叩きたくなる…

ゼロの実現/知ろうとしない罪

霧箱という箱がある。目の前を飛んでいる荷電粒子を、見えるようにする工夫が施された箱だ。高校の物理実験?中学でも出てくるかなぁ?白いすじがスッとできたところが、その粒子が飛んだ証。似たような仕組みの泡箱というのもあるそうだ。 別に原発の事故が…

明日があるから

だから今日は無茶をしない、無茶ができない。 だって、明日も学校があるし。明日も会社があるし。明日も生活があるし。 金曜日に飲み会を設定するのは、羽目を外して少々飲みすぎて遅くなっても、明日は仕事がないから。明日を心配することなしに、食事に、…

力と力

成長する人に欠かせないものはいくつもあるが、その中に、気づける力と正せる力がある。どこにウィークポイントがあるのか、まずいところがあるのかを「気づける力」。そしてそれを正しい方向、より強くできる方向に「正せる力」が備わっていれば、心強い。 …

競争相手

あなたは誰と競っているのだろう?社会人なら同期入社の彼か。生徒/学生ならできるあいつ、隣のクラスの彼/彼女、といった感じだろうか。 だが何を競う?定期テスト?営業成績?毎日の外回り訪問数かもしれない? それらを比べてどうするのか?今日は勝った…

制約を作る

自分には常にすべての選択肢が提供されている、と、思い込んでいる人は多い。 けれど実際には、お金に制約があったり、時間に制約があったり、場所に制約があったり…と、制約がないことなどない。ただ単に、「いつも自分が使っている手段、やりかた…がすべて…

それは誰がつくるのか?

あなたにとって「映画」とは何分だろう? 1800円払って見るんなら、短いよりは長い方がいい!という人もいれば、時間ではなく中身だよという人もいらっしゃるかもしれない。 映画館、最近は大手のマルチスクリーンが増えてきたが…。丸1日、10:00-22:00の12時…

デザイナーとの会話から

以前の仕事でデザイナーと議論を交わすことがあった。機器の、ある操作系の仕様をどのようにするべきか?という内容だった。 「A案は××とした状況ではわかりにくいものになる。その点B案は、そうしたわかりにくさは起こりにくい。B案で行こう」 「いや、B案…