2015-10-01から1ヶ月間の記事一覧

子供のころ言われませんでしたか?

仕事の関係でいろんな会社を訪れることがある。お昼にその会社の社食でいただくこともあれば、近隣のレストランに入ることも少なくない。 あるお昼時、まさにサラリーマンでいっぱいのそのレストラン。いわゆる定食メニューを頼んだ。 ふと見回すと、まわり…

世間は関係性で

仕事は、本当に成果が出てくるのか?品質は大丈夫か?と思っている相手に頼むよりも、少しでもなにかかかわりのある、聞いたことのあるところに頼りたいところ。 それは、聞いたことがあるブランドだったり、以前見たことがある会社だったり、どこかで聞いた…

選択肢は片手で

「飲み物は何がいい?コーヒー、紅茶、お茶、ソフトドリンク。」 このくらいならまだ選べる。 「じゃぁお茶で。」 これが、お茶にもいろいろあって、ウーロン茶、緑茶、ジャスミンティー、十六茶、麦茶、特保のお茶…とか言い出すと、聞いている方はたぶん、…

転ばずに歩け

もしも生まれてから一度も転ばずに歩けたと言う人がいたなら会ってみたい。もちろん、致命的な転倒はなかったからこそ今歩いているのだろうけれど、ちょっと転んだり、ひっくり返ったり、子供のころは、そんな「大怪我をしない大人のまなざしの下で」転びを…

そしてアナログに向かう

今、デジタルコンテンツの世界は、海外からの怒涛の津波にのまれようとしている。オーディオも書籍も映像も。デジタルコンテンツの形態をとるビジネスストラテジーは、海外の戦略のうまさ、日本のまとまりの悪さ、ビジネスセンスの無さなどなど、さまざまな…

評価は絶対…

「承認してほしい」が社会に蔓延している。自分に自信がない。だから誰かに認めてほしい。 と、自分の上司、先輩などに認めてもらおうと頑張ったりもする。が、なかなか評価が出ない、認めてもらえない。となると、自分は価値がないのかな… な、わけがない。…

怒りと怒り

怒られる(おこられる)、はあっても怒られる(いかられる)はまず聞いたことがない。 何かの失敗をしたり、ミスをしたりするときにあるのは、「怒られる(おこられる)」だ。 ときに感情が制御できなくなったり、叱る側の制御不能、目的の喪失などにより、怒り(い…

道具、使われ方

道具があるから、それを使って「こうしよう」「こんなものが作れるかも」という考え方が出てくる場合。 道具ありきで創造性が膨らむ。こんなことできるかも?あんなこともできるようになるのでは?さまざまな未来が広がる。 「こうしたいんだ!だけど、そう…

非正規化

社員の正規雇用が減り、非正規社員が増えていると言う記事を見かけることが増えたこの10年。 それにより、それ以前の30年で作り上げられた、人の人生テンプレートは通用しなくなり、夫は会社で妻は家庭で専業主婦、なんていう昭和のイメージを抱くような働き…

見かけの構造

ドイツと言う国の調子がいい。 とはいうモノの、ユーロ経済圏の全体としての調子は今一つ。 いろんな経済学者がいろんなことを言っているけれど、あれは、ユーロ圏の中において、ドイツが本来、一国で背負わなければならない重荷の責務を、他の国に押し付け…

お誕生日会に贈りもの

自分の小さいころの事は覚えていないかもしれないけれど、ドラマや映画でこういうシーンは見たことがあるだろう。 小さい子供が、自分が大切にしているお菓子、キャンディーなどを、残念な思いをしている目の前の大人にひとつ恵んであげるシーン。 「これ、…

ボランティアの主体

ボランティア。たぶん日本になじみだしたのはいまから20年ほど前の、阪神淡路大震災が一つの契機だろう。困っている人がいるなら、私の力が役に立つならと、皆さんがお金や物だけではなく、自分の力、労働力を提供する。 その後、地震国である日本では、さま…

凄まれる

「バカにすんなよ。」「舐めんじゃねーぞ。」 先日、ある仕事先で、取引先の女性に凄まれた。 繰り返すが女性の口から出た言葉だ。ビジネスには似つかわしくない単語が並んだ。 相手もそれなりに周りを気にして、私と当人の二人になったのを確信してからの暴…

苦言を呈する人の中でも

最近は、どこでもだれでも批判する声が、当人に届きやすくなった。苦言を呈した人がそれを意識してかせずかは別にして、直接その意見が当人をアタックする。今までとは違う環境、今までにはなかった状況であることを、苦言を発した当人もよくわかっておらず…

評価されているのは

それは大抵過去の事。 「今」が評価されることもないとは言わないのだけれど、ほとんどの事象において「過去」が評価される。 スポーツにおいて、今勝った事が評価されるように見えても、いやいや、それはここに来るまでの鍛錬、努力、練習が実ったと言う事…

有限にぶち当たる

バブル期に勃興した企業で、その後にシフトチェンジ/戦略変更できずに、市場から消えた企業はいくらもある。 その多くは、バブル期の、いつまでも拡大できるといった戦略をベースに動いていたこと。モノは必ず高くなるし、すべからく価値は拡大し続けるはず…

小さな旅

鉄道マニアが取り上げられることが増えた。乗り鉄、撮り鉄等々。素晴らしい体験や、素晴らしい写真を撮って、それらが発表される場としてSNSやblogが増えたことも、認知されるに至った一因だろう。別に私は鉄道マニアではない。が、朝夕の通勤で、列車を使う…

悩んでいる時

日々を過ごすと、「あぁどうしよう…」とか、「こうした方がいいかなぁ…」とか、「ああいう風にすべきじゃなかったかも…」なんていう悩みや後悔が後を絶たない。考えたところで「正解」は見つからず、もやもやする日々。 でも、それはたぶん、正しい道を歩ん…

苦味は美味しいですか?

二十歳になってやってみることの一つが、酒を飲むこと。 ビールの味もよく分からずに飲んでみる。まずは飲んでみる。おいしい云々は多分関係なくて、形から入るってやつかな。 自分の経験から言うと、何この味?って感じ。苦い?ふーん。これが大人の味かと…

広告というコンテンツ

その昔、ネットメディアなど存在していないころ。子供のころは、週刊誌、月刊誌が楽しみだった。 そこに載っている記事、マンガ、小説はもちろん、欄外の落書きのような1行コメント、広告さえもが情報だった。 それがコンテンツとしての価値があるのかないの…

無駄の判断基準

今いらないから、と排除する。 だから直近で、興味のないものに出会う機会は、自ら捨てている。 しかし、少し長いスパンで評価したら。 あぁそういえば、あの時あそこで、こんな情報あったぞ、が役に立つ事はいくらもある。 ネットメディアでは、「今」いら…

働く事と、成果を出す事

日本では、働く事はたいてい、きちんと時間を守って、その時間、言われた作業をこなす、という形で、経済発展してきた。タイミングも良かったのだろう。経済復興期、人工増大期と重なったそうした働き方は、この国の敗戦後の復興において、大きな成果を生み…

スタンスの変更

テレビと言うメディアは、この50年、ラジオが持っていた即時性に加えて、映像と言う有無を言わせぬ説得力をもってして、メディアの雄に成りあがった。 ネットが普及してこの20年ほど。当初は細々とテキストをやり取りする程度の「かぼそい」流れであったもの…

そこがゴールじゃ近すぎる

大学入試は、「その大学に受かること」をゴールにしちゃいけない、とはよく言われること。なぜなら、その大学にもしも入れたとしたら、その瞬間に、その先、何をやっていいのか、やるべきなのかがなくなってしまうからだ。「受かる事」がゴールでは、その後…

知ってか知らずか

知ってて近づかない危ないところ。 知らずに近づいている危ないところ。 海外旅行などに行くと、意識することはあるかもしれない。 しかし、日本に暮らしていたとしても、それは同じこと。 むしろ日本にいたとしたら、知ってるつもりで近づかない、実は危な…

コンテンツが欲しいんじゃなくて

実は昔から、コンテンツをどうビジネスに結びつけるか、ということを考えてきた。いろいろと議論し、当時は仲間と話し合ったりもした。それがもとでいろんなつながりもできた。今でも続いているつながりもある。とてもありがたい。 仕事が変わり、直接的にそ…

楽観的に、

私が知っている某マネジメントは、こういった。 リーダーたる者、「ネアカ」でなくてはならない、と。 ただ、そのマネジメントが活躍していた時代と今は、大きく環境が変わった。みな励まされ、ポジティブに振る舞うように指導され、本当につらいことを押し…

「失敗」は、あなたが定義していないか

それを「失敗」にするのはあなた。 失敗したことになるのはあなたの決断。 世間一般からは、失敗と言われようが、そこから学べることは多数あり。周りが言うのは言うに任せればよい。他人の判断で生きているだけならまだしも。 失敗したからなにも得るものが…

誰に判断される?

数学は、最初は具象の世界からはじまる。 みかん1つとりんご1つで云々と言う話。 一つのケーキを4人で分けると、1列5人で3列あったら全部で何人などなど、四則演算は、イメージしやすい。物理世界とつながっているうちは、形や物でとらえられる。 だが、中…

世代で括ると大雑把ではあるのだが

たぶん、現在の50代以上の世代の大半は、受け身世代。周りから提供されれば受け取るが、自分からは案外探しにいかない。もちろん、よほどの欲求があれば別だが、それ以上のモノは、誰かから提供されるのを待っている。いや、俺は違うよと言う人がいるのもわ…