2017-07-01から1ヶ月間の記事一覧

質と量の重要性

時に「量より質」と言われたり、また別の際には「質は追及できるようになってから、まずは量をこなすこと」などと言われたり。 一言で言えないからこそこのような教え方になるのであり、どちら着かずに聞こえるようだけれど、こう考えれば正しそうだ。「質も…

勝ち方

勝負に対する執着は、やはり必要だろう。何が何でも勝つ!という姿勢は大切なことだ。と、これを踏まえた上でのはなしになるのだが、じゃぁ「どんな勝ち方」でもいいのか?というと少し疑問を持つ。 一般的には、「良い勝ち方」と「悪い勝ち方」があり得るそ…

象が大きくなっちゃってる

群盲像を撫でる。 何人もの盲人が、象と初めて出会い、それぞれに触った感想を述べたところ 足を触った者からは「象とは、太い柱の様なものだ」 鼻を触った者からは「 象とは、細長いもののようだ」 背中に乗った者からは「象とは、岩山の様なものだ」 等々…

そもそもを忘れると

会社などで会議をしていると、時に出会うことがある。 「それ、何のためにやるんですか?そもそも今回のプロジェクト、何のためにやってるんです?」 そればかりを考えすぎて、周りが見えなくなってきたり、そこの技術を追求したくなったりしたときは要注意…

残りを意識

あなたがおいくつかはわからないが、人は必ず死ぬ。 それまでの残り時間って考えたことありますか? 平均寿命から想像すれば、まぁ多くは75歳くらいまで生きているのが現状か。80歳とか言われているかもしれないけれど、それは今の年よりであって、我々の時…

リストラを考える

昨今に限らず、経済が盛り返さない日本においては、あちこちでリストラと称する「人減らし」が横行。リストラの本来の意味「リストラクチャリング」からすると、「(会社)構造の再構成」なので、別に人減らしのみを表しているわけではないのだけれど、まぁ…

コケルなら早めで

もうすっかり自分は見なくなったF1だけれど、かなり前は、フジテレビあたりが力を入れて、〇〇グランプリを一通り中継してたっけ。 さまざまなマシン、各社の思惑、チーム事情、開発事情などが相まって、レースの結果につながるというのがF1。走り出して…

飽きる頃には

ネットの上での定額制サービスにおいては、必ず「ムチャ」をする奴が出てきて、結果的になかなかうまく行かないものがいろいろある。 例えばネットストレージ。 容量無制限、年会費〇〇円というのは無くはないけれど、そうなった瞬間に、自宅にある何十テラ…

委縮社会

ネットがこれだけ発達し、スマホがこれほど普及して、いろんなところでいろんな主張を「できる」時代になったからこそ、馬鹿な主張、意味のない独りよがりがまかり通るような時代になって、効率が落ちてませんかと言う昨今。 すでにうまく回っている何かの集…

結婚したい?

最近に始まったことではないけれど、最近身の回りに、独身者が多い。 結婚したいけれどしていない人もいれば、結婚したけれど一人に戻った人もいる。明確に結婚したくないという人は少ないみたいだけれど、まぁこれも世間体を考えると想像はできそうだ。 昨…

やめると再開できないこと

「個人でやっていること」をやめると、ノウハウを忘れるというのもあるけれど、思い出しさえすれば再開できないこともない。 だが、「複数人が関わるようなチームでやっていたこと」をいったんやめてしまうと、そもそも再開する事自体が相当に難しく、たぶん…

反撃するのは

「ここで戦う」と覚悟を決めたからこそ、反撃する。ここで戦っても絶対的に勝ち目がなかったり、不利益が大きいと思えば、じっと耐える、もしくは嵐が過ぎ去るのを待つ、逃げる等々の戦術がある。 「言いたいことは言い合えるようにしよう」、などという社内…

それは手段ではないのか

未婚者が爆発的に増えているらしい。それによって子供の出生率も下がり、日本の人口は明らかに減少期に入っている。 だから結婚させるための政策などをどこかのポンコツ官庁が考えたりするわけだが、成功した試しがないのは皆さんご存知の通り。 ここまでの…

前提条件の再考

すでにどこのマスコミも取り上げているように、日本の人口は明らかに減少期に入った。このまま大きな施策の転換でもない限り、日本の人口は急激に減り、同時に労働者人口が減り、いわゆるGDPは伸びるどころか、縮小方向に動き出してもおかしくない状況だ…

解は、課題が持ってくる

「解」が先に存在している課題、問題はない。「解」があるように見えるのは、それは必ずそれを使える、使わなければならないシチュエーションたる「課題」「問題」がそこにあるからだ。 無駄に見える新技術が開発できたところで、利用シーンが見えてこなけれ…

人手不足と効率化

知人と話をしていてこんな話になった。 「公になった数字の発表はあれど、一向に景気が上向いている感はないよね。労働人口も減っていくことが明らかになっている現在。そんな中において、リストラと称して、構造改革ではなく、明らかに単なる人切り、人減ら…

インプットの質

ネット以前の情報源はと言うと、本や雑誌、新聞ラジオテレビがほとんど。特にラジオやテレビは、向こうから一方的にどんどんと情報を流してくる。好きであろうがなかろうがあまり関係なく。その中から気になったもの、引っかかるものを、新聞や本や雑誌で補…

ムチャする奴が

ここまでネットが発達する以前、電子メールが互いにやり取りできるといった程度がやっとの環境を、一部企業と一部大学との間で、互いに手弁当でネットワークを張ったところからスタートしたのが日本のインターネット。その後ネットがどんどん広がり発達して…

それから得た教訓

優れた人は、歴史から学んだり、自分の経験から学んだりと、さまざまなところからさまざまな形で教訓を得る。ただこの教訓は、それが指し示す「正しい方向」で学習してこそ意味があるものであり、場合によって間違ったメッセージとして受け止めた瞬間に、当…

テレビという病

企業が成長し、大企業になって行く。そのためには成長するに足るヒット商品、ヒットサービスや商品があったからこそジワリと、もしくは一気に伸びて来たかという事。 そうしたサービスや商品が一時の流行りを通り越し、その後の社会のシステムに組み込まれ始…

知識と決断

会社の中で、上司や上役は、さまざまな情報を手にしたうえで、さて、この先どうしていくか、どちらに向かって進めていくかを判断し、組織をそちらへ動かしていく。場合によっては、「この部分の情報をもっと精緻に」と追加の指示を出して、その次の機会に、…

例外のない規則はない

まさにタイトルが語るように、人類始まって以来、ルールは作るものの、同時に必ず例外ができているという事実は揺るがしようがない。 ただ、それによって起きることは何かは冷静に考えた方が良い。それを本当に「例外」とすべきかどうか?その決断、判断自体…

自分が手放すという事

自社開発を止めて、設計はするものの、製造は外部委託する場合がある。ODMとか、昔はOEMとか言われていたっけ。要するに、自社の工賃ではペイしないので、安いところを使うという事。 日本で作ると高いから、海外の工賃の安い国に工場を作って、日本に逆輸入…