2013-12-01から1ヶ月間の記事一覧

自分で選ぶ習慣

テレビが出来たことにより、映像コンテンツが向こうから押し寄せてくる世界が誕生した。みんなしてテレビに夢中になり、映画産業が相対的に廃れていく時代。 今はそういう番組構成すらなくなりつつあるけれど、昔はほぼ毎日に近い形で、映画をテレビで流して…

消費されているという意識

自分がやりたいことができている時、どんどんと学び、どんどんと成果が出る。あぁ、次はこうした方がいいだろう、もしこうするとするなら、今度はこっちの方を先に学んでおかなければいけない。進歩と学びとがあいまって、どんどんと成長する感覚がその人自…

グラフの魔法

発表資料に、各項目の積算グラフしか出てこなくなると、やばいかもしれない。 それも、経年での積算値しかでてこなくなるなら、やばさはかなりのものだろう。 年ごとの売り上げ量が示されていれば、年ごとの傾向が見えてくる。よって、上がっているのか、下…

承認欲求

誰かに認めてもらいたいだけだろう。 私はここにいる。 刺激がほしいんだろう。命を懸けるほどじゃない。でもちょっとしたスリルを味わいたいんだ。 いわゆるお年寄りの万引きが増えていると聞く。 世帯収入に困っているという人もいるのだろうけれど、そう…

仮想からの現実

日本人は、(楽器ではなく、アルファベットの)キーボードアレルギーがあるから、パソコンとか慣れないだろ、なんて言われていた時代は今や昔。 普通にパソコンキーボードをたたいているし、パソコンのキーボードくらい叩けなければ事務職すらままならない世…

サステナビリティ

なにもただ単に延命させることこそに意味があるのではない。 仕事がずっと続くということと、同じ仕事をずっとやり続けられるということは、実は似ているようで違うものだろう。 世の中はどんどんと変わっている。ニーズも変わればテクノロジーも変わる。欲…

チームの時代

以前いた会社は、それはそれは大きな会社だった。 世界に冠たる商品を打ち出し、世界の注目を浴びる製品を次々に打ち出していた時期もあった。 でもそれゆえに、いつのころからか企画を出したところで、 「で、いくらの規模があるの?○億円?そんな小さな規…

楽しいと楽

「楽しい」というのと「楽(らく)」との間には、きっと大きな溝がある。 「楽(らく)」には基本、努力はいらない。今までの知識や経験で乗り越えることができ、とくに新しい何かを得られるということはない。 簡単にできてしまうだろう。それゆえに楽しい…

空気を読む個性

世間はどこもクリスマス気分らしく、どこへ行っても人だかり。年末気分、年の瀬気分とでもいうのだろうか。 景気が良さげな人たちも多いのだろう。家族そろってとか、恋人同士でといった雰囲気の人たちが、にこやかに歩いているというのは、混んでいるという…

概念

それを常に考えている人は、時に一人で高みに上ってしまう。 周りの人が誰も追いつけない高みに上ってしまう。 ふと気が付いてみると、誰も周りに居なくて、ひとり突出していることに。 そこまでの道のりを簡便に説明できれば、周りのレベルを一気に引き上げ…

幸せのステージ

テレビに放映されること、舞台の上でお披露目することにおいて、よほどの事がない限り、さびしいもの、みじめなことが出てくることはない。 いや、そういうものが出てきたとしても、そうして出ることによって一発逆転を狙っているか、それをネタにしているこ…

量より質か、質より量か

「量より質だろ」 そんなことを言っている者に限って、量の試練を乗り越えてきたものは少ない。 何かを大量に作ったり、大量に処理したりすることで、訓練されるという部分は確実に存在する。そういう工程は、たいていが面倒くさいものであり、手間がかかる…

車と電車

友人と話していると、最近車でスキーやスノボに出かけることが減ったという話になった。最近はスキー場も格安らしく、往復の電車代、リフト代などふくめて十分にリーズナブルだという。列車なら行き帰りも楽だし、道具を向こうで借りればそれこそ手ぶらで楽…

使いこなせる人

料理をすれば生ごみが出る。包装していた袋やシールのみならず、野菜の切りくずやちょっとした形の不揃いな切れ端が捨てられることもある。 でも、一工夫できる料理人なら、それらを細かく切って炒め物の具にしたり、そこから出汁を取って、余すところなく使…

何を受け取るか

結果を急ぐあまり、ついつい「結果」を欲しがる。それを確かに与えてくれる人はいるけれど、それを安易に受け取るとやばいことも少なくない。ちょと用心する人なら、「結果」と共に「理由」を欲しがる。が、これでさえもやばいときにはやばい。 何かを考える…

不確実な未来

日本が高度成長期であった頃。 別に投資せずとも順調に「みんな一緒に」成長してこれた。預金金利だってそこそこあったし、もちろん物価の上昇も早かったこともあってみんなモノを購入した。家やマンションを買っても、金利以上にモノの価値が上がるので、み…

それは作戦から始まる

結果の見通しがついていない時。たとえば初めて○○をするという時。 はじめて学校に向かう初登校日、習い事の初日、文化祭の舞台初日、仕事でのクライアント向けプレゼン勝負の日。なんでもいい、初めての事に挑むのは、たとえどれほど準備をしていたとしても…

知る方法

AV機器業界がデジタル化の波に飲み込まれて久しい。 ステレオセットは、ミニコンポ化し、すでに一部のマニア層を除いてはケータイで音楽を聞くので十分だと思っている人たちもいるだろう。 テレビはそもそも規格がデジタル化したことで、一時のバブリーな売…

安心安全

時にこの二つをごっちゃにして語られる方がいらっしゃる。 大辞林を引用してみると 安心:不安や心配がない事 安全:危害または損傷、損害を受ける恐れのない事。危険がなく安心なさま。 とある。 私の理解は少し違う。というのは、上記では安全に安心が内包…

削っているのは

ここ何年もデフレ圧力が強くて、モノづくりの現場では、単純にコストを下げる以上の努力をしない限り、売れるモノ、良いモノなどを作り出せなくなってきている。 さらに輪をかけて…というか、たぶんそれがデフレの元凶の一つだと思うのだけれど、デジタル化…

そんなこと考えたこともありませんでした

リスクを考えましょうと言う場面に出くわす。自らの仕事を顧みて、そこに潜むリスクを洗い出してみましょうと促す。 普通なら、○○なことが起きる、××になる…といった、ごく当たり前のことの2つ3つはすんなり出てくるだろう。意地の悪い方なら、隕石が負っ…

静寂と喧噪

吸音室?無響室?と呼ぶのだろうか?部屋のすべての壁に、四角錐状のウレタンでできたような突起物が張り付けられているような、すべての音を吸収する部屋に入ったことがある。 普段なら小さくとも反射されて耳に入ってくるはずの反射音が、まったくしない。…

演じていない時

朝起きて、妻である自分、夫である自分、親である自分という立場を考えたことがあるだろうか? 会社へ行って、平社員の自分、係長の自分、課長の自分、部長の自分を考えたことがあるだろうか? この立場だからこれは言えない、この立場だとこういう振る舞い…

がっちりゆらゆら

音の響きから言えば、ゆらゆらというのは不安定そのもの。不安定と言えばリスクそのものというイメージとつながるかもしれない。 でも昨今の建築は、見た目こそ「ガッチリ」かもしれないけれど、実際にはゆらゆらで、地震の揺れを吸収するという工法で立って…

なまけものの行方

いつもの通勤電車。少し早い時間なので、まだ酒に酔った客などはいない。むしろ、これから飲み屋へと向かう乗客が、繁華街の最寄の駅で降りる、そんな時間。 偶然にも、目の前のボックス席の一つが空いた。仕事の疲れもあり、ありがたく座らせていただくこと…

記録

何年か前、鉄腕アトムを皮切りに、アニメや特撮の主題歌と呼ばれるものを、アニメーション創世記から年代を追って、ずっと聞く機会があった。 自分が見ていた年代の歌が出てくると、自然と口をついて出てきたりと、なかなか懐かしい体験であったのと同時に、…

出会い

同じ人であっても、出会い方によって、好きになったり嫌いになったりもする。 その形で出会ったからこそ友達で終わったり、最初はとても印象が悪かったのに、人生の最後においては、実は隣で看取ってくれるような添い遂げる人になっていたり。 その人とどの…

ショールーミング

若干先日の内容とかぶるけれど。 もう、大きなものを、店頭で買って持って帰る、なんてのが、かなり面倒になっている自分がいる。 本なら4冊以上、家電なら大箱3つ以上、洋服なんかでも、コートやセーターみたいなのになると、あぁ、もうネットで買うのでい…

ゆく音の流れは絶えずして、しかも同じ音に非ず

ゆく音の流れは絶えずして、しかも同じ音に非ず テレビやラジオのディレクターやプロデューサー、ミュージシャン…といったような、音楽を飯のタネにしているような特別な人はきっと別なんだろうと思うのだけれど、そうではない、いわゆる大学を卒業して仕事…

どんどん大きく、どんどん小さく

どんどん大きく、どんどん小さく 先日、久々に家電量販店のテレビ売り場をうろついた。 いまや40インチ以上のテレビ、50、55インチあたりは、たぶん一番売りたい商品なのだろう。一番人通りの多いところにずらりと並べられている。 一昔前ならば、50インチの…