2018-08-01から1ヶ月間の記事一覧

生産性向上の考え方

生産性向上が叫ばれて久しいけれど、正直なところ、今の日本におけるこの議論には、大きな偏りを感じている。 様々な考え方はあるようだが、ここでは誤解を恐れずに簡略化し、 生産性 = 利益/投入資源 と考えると仮定してみる。 こう考えると、「生産性」…

どうして分かってくれないんだ!

いくら説明しても、いくら事例を交えて話しても、まったくわかってくれない人がいる。「どうしてわかってくれないんだ!」怒りと、悲しみと、徒労感に見舞われる。 組織で、仕事で、そんな場面は何度も経験したし、何度も見てきた。その後の行動として、次の…

オタクのポイント

1980年ごろは、テレビ版、機動戦士ガンダムが終わったあたりから、アニメがどんどんと勢いを増しだしたころ。宇宙戦艦ヤマトでアニメが子供のモノから市場が広がり、アニメ雑誌が次々に出始めたころ。(そこからつながっているのだから、アニメージュなどは…

自発的行動

ボランティア。 基本となる英単語には、「自発的行動をする人」以上の意味はもともとなかったはずだ。なのであえて確認のために書くけれど、有償でやるのか無償でやるのかといったことは、この言葉の上だけでは、何ら定義はない。 ただし、国語辞典を引くと…

今更ながら

サマータイム議論、遅まきながら一言。 JOCが…、というよりも、JOCにモノ申せる重鎮が…といったほうがいいのかもしれない。今更サマータイムを検討しないとと言い始め、その重鎮に踊らされて、形の上なのか本質なのかは知らないけれど、国としての検討も…な…

要素分解する

今週は自分の武器について書いているのだけれど、いくら考えても自分において、人とは違う点、スキル、知識など見つからないという人もいるだろう。そんな人にお勧めしたい。 分解してみなさい、と。 今もっているスキルや知識はどんなものなのか?他人と同…

新しい機種の売り…新しい私の武器

昨日は新しい機種、新しいスマートホンの話として書いたわけだけれど、これ、結果として「人」でも同じはずで。…と言う事で続き的内容で。 要するに、部署が、会社が、そうした組織が期待する能力(フィーチャー)が伸びているかどうか。英語能力のモノサシ…

新しい機器が出ると

毎年秋ごろになると、スマートホンの新機種のお披露目の時期であったりする。新しいデザインになり、新しい機能が付き、スピードが速くなったり、画像がきれいになったりと、売り文句が並ぶ。これを機に、買い替えようとする人も少なくないだろう。 ただ、ス…

評価のポイント

会社においては、自分がいくら頑張ったから…といっても、その「頑張り」だけが評価されるわけではない。あんがい外側から見ても特に頑張っていない人でも評価されたり、ずっと頑張って学び続けていても評価されなかったり。 結果として、それぞれの持つ得意…

使いこなす、と、満足

スマホやタブレットをお使いの方は多いだろう。もうそれなしには生活できない人もいるに違いない。私ももちろん同じなのだが、中でも皆さんと同じように、時々写真を撮ったりするのを楽しみにしている。 別にプロ並みだとも思っていないし、TwitterやInstagr…

私だけの

最近、雑誌すら買わなくなって久しいのだけれど、おいしいお店特集や、すてきな雑貨や特集などというのが、定期的に繰り返されていた記憶がある。 きっと編集者が街へ出て取材したりした結果なのだろうけれど、それでもネタが尽きだすと、有名人の隠れ家的な…

続・効率化

先日の内容に続くけれど、リーダーとしてとりあえず現場の効率化の「尻たたき」をしているだけの部署は、究極的に、ここに到達する可能性がある。それは、「現状を極限まで無駄を省いた形で仕事ができるようにする」職場だ。一切の無駄をなくした職場。 だが…

壁を階段にする

私は山登りに詳しくはないけれど。 登山、それも有名な険しい山々、登頂がむつかしいと言われている要因の一つが、険しい崖が連なっているところではないだろうか?いくら標高が高い山でも、なだらかな斜面が、たとえ長距離でもダラダラと続いているのなら、…

不満を吐き出す場所

それは何の変哲もないいつもの集まり。たまたまその場を仕切っていたのが私の時だった。その中のとある老人に結果的に吹っ掛けられた。 彼は語る。最初は何のことはないどこにでもありそうな問題を話しているように見えたのだが、どんどん聞いていくうちに、…

効率化における

すでに日本は人口が減り始めていて、今までと同じ作り方、同じやり方でモノづくり、サービスづくり、付加価値づくりをしているようでは世界における地位は一方的に下がるのみ。だから効率を上げろ、生産性を上げろと言われる。 最近、若干「生産性」に切り替…

寛容たれ

今の日本の社会では、ネットが整備されて様々な意見が飛び交うという、ある意味での良い環境ができた。が、反面、それらの意見が気に食わない人々が、正面切って戦えるという環境にもなった。 意見の違いがあるというのは、すべてが同一の人物、同一の経験値…

ネットによる分断

ネットが発展してきて、SNSなどが誰もが使えるようになり、そしてスマートホンを普通に誰もが使える時代になったことで、とても便利になった反面、結果的に誰もが無口にならざるを得ない時代に入り始めている気がする。 自分の意見を言いやすくなった…がため…

情報の賞味期限

ネット上の情報、記事、つぶやき等々は、基本的にそのサイトがなくならない限り、物理的に閉鎖しない限り、永遠に残り続ける。最近の「攻撃」の傾向として、そうした過去における記事、事件、つぶやきで、当時のコンテキストを無視してやばい部分だけをあげ…