新しい機種の売り…新しい私の武器

昨日は新しい機種、新しいスマートホンの話として書いたわけだけれど、これ、結果として「人」でも同じはずで。…と言う事で続き的内容で。

 

要するに、部署が、会社が、そうした組織が期待する能力(フィーチャー)が伸びているかどうか。英語能力のモノサシとして、たとえばTOEICが、450から600に上がったのなら、じゃぁ昇進も考えようかとか。何か別のスキルが、二級から一級にあがったとか。「評価されるところが上げる」ところがポイントに(裏返せば、評価されないところは、上がろうが下がろうが関係なし)。

 

…と書くわけだが、そう、そういう公に評価するとされている評価ポイントは、競争率が高いのが玉に瑕。自分はそこは不得手でという部分だとしたら、そこで競争しようとしても、勝ち目がない場合だってもちろんある。
じゃぁそんな時には?もちろん、万能な手ではないけれど、みんながやらないことに手を付ける、みんながやりにくいところ、やりそうもないところに特技を持つのが一つの手だ。

 

でもこういうと、「いや、何を得意にしていいのかわからないのだが」という人も少なくない。そんな人にいいたい。「なんでもよいのですよ」と。たぶん、何がいいのかわからない…と「いつまでも手を付けない事」こそが最悪の事態。それよりも、じゃぁこれでもやってみようか…と「手を付け始め、そしてそれを継続し続ける事」こそが、大きな武器になるはずだ。

 

今でも言葉は残っているけれど、もう現実的に「オタク」という言葉で揶揄されたり、あからさまに貶められる事はなくなっているのではないだろうか?私はそう感じている。なぜか?それは彼らが、「そのこと、に関しての専門家であり、エキスパートであり、他にまねできないその分野の優れたスキルを持つ人」だからではないだろうか?
もちろん、すべてのその趣味趣向が即仕事の役に立つわけではないだろう。だが、そうした趣味から得た知識や分類が、実は部分的に役立っている人を、私は何人も知っている。継続こそ力、趣味こそ力だと。いやむしろ、今まではそんな視点はなかったけれど、そのスキルをビジネスにできるかも、として仕事を起こしても良いのでは無いか?そう、そのスキルを測る事を、新しい評価のモノサシにする側に回れば良い!

 

だから新しい自分になるために、人と違う何かをはじめ、やり続けること。どんな小さな違いでも、バカにせず、やり続けること。たぶん天才は別として、凡人としての武器でこれこそ、続ける事こそが最強の武器のひとつなんじゃないかと考えている。