2014-10-01から1ヶ月間の記事一覧

一生懸命

なにかを一生懸命やる姿勢が「かっこ悪い」となったのはどのあたりからなのだろう?いや、今でもそれこそがカッコいいと見られる視点も、当然残っているはずなのだが。 何か難しい事であったとしても、ニヒルにこなせる、何か一生懸命さを醸し出さずに、スマ…

夢、リーダーシップ

誤解している人がいる。リーダーシップは、それを示す権限を与えられないと率先してはいけないと。 計算高い人もいる。ここでリーダーシップを発揮することで、自分が受ける利権と、その対価としての工数が見合うものなのかどうか。たいてい、そうした選択は…

ボトルネックは

新しいスマートホンの発表が各メーカー/キャリアから報道されるわけだけれど、さてみなさん、それらケータイと呼ばれるものをどのように使っているだろう? コミュニケーションに多様性が出たというのは確かだろう。さまざまな方法で、便利なコミュニケーシ…

○次情報

キュレーションだとか、まとめサイトだとか、最近はいろんなサイトがあって、自分の好みでそれらを使っている人はいらっしゃるだろう。 ただ私が憂うのは、一時情報サイトがなかなか増えないこと。多くは、どこかで取材した記事が“載っている”のをまとめたり…

それは「取り崩し」ではないのか

新卒という就職機会が相変わらず取沙汰されるけれど、すでに終身雇用というシステムが崩壊し、中途採用が当たり前の社会に日本も変わりつつある。 中途採用の何がいいかと言って、過去の経験をそのまま使って、いきなり仕事が立ち上がってくれるその効率の良…

リテラシー

すでに、日本のテレビ放送は、デジタル放送になっている。 あのリモコンのボタンの多さに辟易していらっしゃるかたも多いと思うけれど、あれはメーカーの責任というよりも、そういう標準仕様を決めた組織がまずあって、メーカーはそこで作られた仕様に従って…

信念と野心

信念に従うと、一部の幸運な人を除くと、なかなかおいしい目にはあえない人が少なくない。それでも、信念に従って行動することで、その中の何人かは莫大な富を得たり、幸せな結末を迎えることができる。基本的にお金は関係ない。 しかし多くの信念は、世に認…

迎合

「いいもの」が好きな人は多い。 友達がいいと言っているから、テレビでおいしそうに見えたから、読んでみたらおもしろそうだったから、触ってみたら心地よかったから。なんとなく「いい」という感覚に響いたものを「いいもの」として手に入れたり、購入した…

それはどこで作られるのか

私の場合、小学生から高校にかけて、ラジオが大事なコンテンツだった。AMで深夜番組を愛し、FMで洋楽、ドラマなど様々な楽しみ方を学んだ。 大学では3年までは、単なる通う場所でしかなかったけれど、4年になって講座に所属するようになってからは、実験室で…

言葉と絵、論理と抽象

とある頭の切れる方とお話しする機会があった。物事をズバズバと切って、本質の中心をしっかりと突きつつ、しかし簡単な説明でそれらを明らかにするその話しっぷりは、聴いていて気持ちがいい。 そんな中、論理構成を構築する上で、面白い話になった。彼はい…

正解にする力

世の中、「正解」を必死に求めているところがあるし、少なくとも高校までは、「正解」を求められた。しかし大学以降では、正解を求めるところもあるけれど、それよりもむしろ、「正解にする力」が求められる。 「正解にするためには、このように分析する」だ…

モノを使うスタイル

どうせ後出しジャンケンなのだから、こんな考え方はいかがだろうか。 1980年代に、ソニーがウォークマンを発売し、世界的に大きなヒットになったのは、ビジネススクールでも題材にするほどの成功例。ちょうど時を同じくして、日本のいくつかの高級オーディオ…

前提

テレビが本格的に日本に普及し出したのは、1960年代ごろだろうか。 テレビと言うテクノロジーが素晴らしいのは分かっているけれど、しかし社会的には、「ラジオ」があった上での/「映画」があった上での「テレビ」。そういう比較前提があった上で、前時代の…

見えていることの向こう側

相変わらずプライバシー情報が漏れた云々、企業が謝罪する、お詫びをするなんてニュースが飛び交う昨今。プライバシーがことさら重視されるようになって10年ちょっとかな? ちょうど10年位前、当時社内で、そうした内容を検討せよという事案が持ち上がった。…

比べて初めて

食べ物のおいしい季節。ビールにせよ、ワインにせよ、秋のさまざまな味覚にせよ、おいしいものがたくさん。 昔はおいしいものを一緒に食べに行く友人がいろいろ付き合ってくれたけれど、最近はめっきりそうした機会が減ったかもしれない。 よほどの食通なら…

靴の文化が

日本は家屋の中では靴を脱ぐと言う文化。これは海外赴任になった先の国でも、踏襲する家族が少なくないと聞く。アメリカでも、ヨーロッパでも、自宅に入ったら特に段差はないものの、靴を脱いでスリッパに履き替える。現地の(日本人ではない)友人たちも、…

それは誰のためのものか

お墓の問題は、人生で必ず出てくる話。自分が考えるというのもあるが、自分の親が、親の親(あなたから見ると祖父母)の事を検討し始めたりすることから、墓の話は徐々に話題が出てきたりする。 ところで「墓」とは誰のためのあるのか?もちろん、「お骨を入…

制約こそがエンジン

台風がいくつも襲来しているけれど、着実に秋が進みつつあり、晴れた日は絶好の行楽シーズン。 そんな中、もし、遠足のおやつの制限が300円ではなくて、なにを持ってきてもOK、いくら持ってきてもOKなら、みんなあんなに狂喜乱舞(w)しただろうか? 300…

掛け算の人、足し算の人

極論になるけれど、人には二種類の人がいて、「掛け算(乗除)の人」、「足し算(加減)の人」がいるような気がしている。 事業が何もないところから、何かを生み出すためには、0を1にする必要がある。ここで「掛け算の人」がいくら出てきたところで、0に何…

その結論の前提

小学校の時。物事を決める手段として、「では多数決を取ります。みなさん、賛成の人は手を上げてください。」「反対の人も手を上げてください。」「賛成○人、反対○人。賛成多数なので、こちらのやりかたでいきます。」 という手法を学んだ。 子供心に、あぁ…

事実であるかどうかは

それは情報でさえあればいい。 事実である必要すらない。情報であればいい。 日常に必要なのはそんなことだ。その程度の「情報」でさえあれば、それが燃料となり、日々のエネルギーとなる。 しかし、物事を動かすのであれば、情報のみではいけない。それが事…

失敗してもいいよ

優しい先輩はこう言ってくれるかもしれない。それに安心して、あなたも仕事にまい進し、結果、小さな/大きな失敗をするかもしれない。 もちろん、それでいい。 ただし、である。 次にはその「同じ失敗をするな!」ということだということを認識しておかない…

実用度

日々Youtubeを見ている人はかなりいると思うが、使いこなしている人はどのくらいいるんだろう?先日その右下についている機能を使ってみたところ、ふとこんな疑問がよぎった。 ccという機能が付いたのは、結構前だと思う。でもこれまで使ってみようと思わな…

謝り方の時代

ネット時代になって、ポジティブな側面の一つとして、「発言」は簡単にできるようになった。しかしネガティブな側面からすると、なんでも記録に残るようになった。自分がネットの上に発した言葉が/情報が、何らかの形で残り続ける。一度デジタル化されれば、…

「女性登用」という誤り

なかなか管理職に女性が登用されない、女性の比率が上がらないなんて言う数字が上がってくる昨今。 ただ、どうしても「女性登用」という字面に踊らされて、本質を見失う人もいる。もしも同じレベルなら、男性よりも女性を…なのだろうか? そもそも、「女性を…

風邪

久々だ。風邪を引いた。 珍しく熱も少々。多少無理して出れないわけじゃないけれど、この台風。 「なーんだ、台風だからって休む口実なんじゃないのぉ」こう言われそうなのが嫌なので、今までなら、こういう天気の時こそしっかりと出社していたけれど、無理…

メッセージの送り先

シャーロックホームズだっただろうか?新聞の求人広告欄に、不可思議なメッセージが載っているのを発端に、事件が始まるなんてストーリーがあったような気がする。要は「求人」が目的ではなく、それ以外の誰かに向けてのメッセージを発しているという、そん…

トライ&エラー

世の中、トライ&エラーが簡単にできる世界こそが伸びていないだろうか? 分かりやすいところでは、シリコンバレー。あの地は、スタートアップ、ベンチャー企業がいくつも生まれ、その大半は失敗に終わったりするものの、起業を何度か目指して最後に成功を収…

あたりまえの場所

みんなが普通に思っている事、でもその理由が分かっていないこと。結構たくさんある。それらを証明するのは、当たり前であるがゆえに、とても大変なことが少なくない。 なんとなく、ならいいけれど、証拠を集め、事実を集め、だから誰が見てもこうなるでしょ…

ウェアラブルのベクトル

Apple Watchが発表され、いよいよ腕時計型が花開くか?とも言われている。事実、大手ファッションブランドの重鎮をたくさん囲いいれているとも聞く。 ところで、Appleに限らないけれど、デジタルガジェットを作っているメーカーは、二つの追求をしているので…