2014-02-01から1ヶ月間の記事一覧

奪ってはいけないこと

どんな仕事であっても、製造業、サービス業いずれにおいても、昨今は、早く、短時間に…と、時間的制約を迫られる。今のところ唯一誰にでも平等に与えられている資源であり、であるがゆえに、誰でもほぼ等価な価値を生み出す可能性を与えられている資源。 た…

みんなで動く

この国はみんなで動く国だ。オリンピックをはじめとして、ワールドカップサッカーなど典型的。大きな流れに乗って動かないと、おかしい者扱いされかねない。 バレンタインデーだってそうだろう。年末の紅白歌合戦や、年始の初詣などもそれに近い。4月に一斉…

ぬくもりのキョリ

メールが普及し始めたころ、手書きの手紙ではできないスピードに驚きとありがたみを感じるとともに、手書きではないその文面に、人のぬくもりが失われている感覚を持った人がいたことだろう。 メールよりももっと早いチャットシステムもあったけれど、当時は…

成長のキャッチボール

自分が成長するということを強く意識している人は、強い。ある意味、成長しなければという強迫観念にも近い何かに突き動かされる。 いや、特別なことをしている…とも限らない。ギラギラしている人ばかりのような印象を持ちかねないのだけれど決してそうでも…

部品化への道

マシンは、究極の無駄時間排除装置でもある。組み立て工程におけるマシンは、最短距離、最短時間で、単位時間あたりにより多くのものを作り出したり、より多くの検査をこなしたりする。 彼らに余裕時間があったとしても、それはある意味のダウンタイムであり…

なんとなく、明確に

昨日の夕食、おいしかったですか?お昼に食べた食事、いかがでした?おやつにたべたお菓子、いつもの味?定番の安心の味でしたか? 値段の高いおいしいものと、値段はリーズナブルなんだけど後を引く味と、どっちも好きじゃないですか? 子供なんかに、ちょ…

やりきる

何でもそうだけれど、ものごとを「やりきる」ってのはすごい事だ。 きちんとケリをつける。ある形に整える。 きちんとお終いまで付き合うってのは、場合によっては苦痛を伴うことでもある。何等かの思い描いたゴールがあると思うのだけれど、その通りに行く…

怒り、不満、コンプレックス

あなたは今、何かに怒りを持っていますか?不満がありますか?コンプレックスがありませんか?己に対して、身近な誰かに対して、組織やチームに対して、社会に対して、本当に満足していますか? 混んでいる通勤電車、いつも待たされる交差点、品ぞろえの悪い…

延長線上の世界?

選挙などが行われると、解決してもらいたい問題のベスト5みたいなものが有権者に問われ、アンケートが取られることがある。そして必ず入っているのが、景気回復。 ところで景気が回復するとみんな幸せになれるんだろうか?少なくとも以前よりもよくなれるん…

管理できる…と思ってますか?

物事が短期での成果を望み、シビアなコスト、スケジュールで動き始めている昨今。少しでも手綱を緩め、遅れが出ると、その完成は途端に難しくなる…と思われ、それらをきちんとマネジメントし、遅れを出さないように、リスクを踏まないように勧めていく。それ…

定番の答え、定番のコンテンツ

オリンピック花盛り。努力の末にメダルをつかんだ人のニュースを手に、街へ繰り出し、一般人からインタビューを取るなどと言うのはよく見る光景。 「○○さんが、○メダルを獲得したそうです!」 「ほんとうにすごいですね。我々もあの努力をぜひ見習わないと……

手段と目的

手段が目的化していて、会社が内部で空回りしている、なんていうのは、どこでもよく聞く話題だし、私もどこかで書いてきた。 ところで、TOEICとはなんだろうか? ところで、個人の技量を上げるってなんだろうか? 英語で仕事をする場面が近々想定されている…

依存する社会

雪でひーふー言っていることで忘れているかもしれないけれど、雪や雨がやんだら次はあの季節。 そろそろ花粉症が発生する季節。毎年この季節になると、ヨーグルトをはじめとする食生活で予防だとかからはじまり、さまざまな予防手法、防衛手段が報じられる。…

白い風景

会社の窓はすでに中の水蒸気がうっすらと結露して、外が見えない状況。いつもはそれでもコンクリート色と空の色がコントラストを付けて映し出される風景なのに、今のそれはただの薄いグレーのキャンバスのようにしか映っていなかった窓。 今どきはみんなネッ…

サポートツールのラグタイム

先進的な企業では、社員同士の交流を図ろうと、ちょっとしたオープンスペースを作って、なんとか意見の交換をはかりたいと考える。そのために、他の会社で行われていることをまねてみたり、そんな空間を作って何とかしようとトライアルをしてみたりする。 た…

今の私を構成してきたこと

時々考えることがある。今の自分は、どうしてこの場にいて、このようなことを考え、行動しているのか? 自分を構成しているのは自分だ、という考え方は確かにそうだろう。自分がそうしたいから、自分がそうしてきた結果として、今の自分がここにある。 しか…

救命胴衣はいつも

それ以前の時代においては、他社がまねできない方式を持つその装置は、一つのステイタスとして君臨し、業界を十分にひっぱり、大きな付加価値を生み出していた。 ところがデバイスが切り替わることで、まずその生産設備自体が不要なお荷物になり始めた。全く…

価値の源泉

旬の季節に旬のものを食べる。当たり前のようでいて、なかなかそうおいしいものにありつけない。 別に高いところに行けばいい、とは限らない。リーズナブルな所であっても、おいしいものを出すところ、おいしい時間を提供してくれるところはあるものだ。 じ…

イシューの取り扱い

東京都知事選挙が終わり、いろんな意味で世論が求めている方向性などが一つの形になった。 いくつもの焦点課題はあっただろう。有権者側も、そのどこに共感するのか、でもその他の部分に共感できない場合はどうするのか、迷ったに違いない。 自分の考えにぴ…

おこもりさまの情報摂取

昔もそんなときはあった。 大喪の礼、と言っても今の30歳以下の人には多分わからないだろう。天皇が崩御し、日本は喪に服す1日に。テレビ番組はそのほとんど(ここがミソなのだが)で国民的葬儀を移す一日。 ただ、本当にみんながそれを見ているか?と言えば…

分解されてきた

昔はみんなで協力しないと生きていけなかった。仕事も生活も、もちろん食料調達も。日々の家仕事だって、分担して担当しないと生きていけなかった。 その形を企業活動という枠に持ち込んだ。ある目的、社会に便利な仕組みを提供する、便利な装置を提供すると…

一年前を振り返る

そろそろ振り返ってもよいかもしれない。 会社を辞めようか?いやしがみついてでも残るべきか? そんなことを考えたのは、約1年前の今頃だった。 今の法律なら、一度正社員になったものを強制的に切るわけにはいかない。が、では残っていたとしても、面白い…

見られているのは

生徒である小学生、中学生のやるべきことは、学びであり、その成果の一つとして、試験でよい点数を取るということがある。試験でよい点を取る。一つの指標だ。 高校でももちろんそうだけれど、ちょっと変わった教育方針を持つ先生などに当たると、単なる点数…

「働く」ということ

すでに「正社員」というポジション自体に、ある種の階級的ステイタスが付きつつある現在。さらに言えば、名の通った会社の「正社員」、さほど有名ではないけれどそれでも会社の「正社員」というポジションで、暗にランク付けの意識が広がりつつある現状。 い…

いつかは宴が終わるからこそ

楽しい時間はいつかは終わる。宴は「あっ、盛り上がり始めてる」とわかるころが一番楽しい瞬間。この先がまだある、続きがまだある。 明日になったらゴールだ、あと一時間でゴールだ。ちょっと楽しいとき、ちょっと成果が期待できるとき、終わるめどがついた…

財閥という力

今週は、とあるところで勉強をする機会を得た。一つは聞く側で、もう一つは話す側で。 以前にそこを訪れた方の話を聞くと、相当感動する設備が整っているらしい。今どき都会の真ん中に、これほどのモノを持ち続けることができるというのは、さすがにこの規模…

変わりつづけることで

約1年前から考えると、大まかに言えば、1ドル90円程度だったところから、1割の円安で1ドル100円になっている昨今。若干揺り戻しなどもあるようだけれど。 為替以外のビジネス環境が全く同じだとするならば、いわゆる輸出企業は、黙っていたとしても1割売り上…

…たいですか?…うとしてますか?

おなかがすいたら冷蔵庫を開けて、いつもお菓子が入っている棚を覗いて、おやつないかな、なんか食べ物ないかなぁーと探し回った子供のころ。 「おなかすいたぁー」 と騒いでも、よほど小さい時ならまだしも、食べ物を「口」にまで運んで、「食べさせて」く…