2015-08-01から1ヶ月間の記事一覧

not◯◯でないとやっていけない

じぶんたちはこれまで○○でやってきたがもう限界。これからはnot○○で行こう! こんな風に方針転換する組織、チーム。あるのではないだろうか。自分の経験としてはないけれど、チラチラとあちこちで見聞きする機会が。 ところで、この時、本当にその「not◯◯」…

ルーツがうまれるところ

10代後半、青春時代と呼ばれるころに聞いていた音楽、アーティストは、今でも好きで聴きかえすものが少なくない。聞くと、その時代の思い出ばかりで無く、気持ち、気分空気が蘇る気になる。 こうした、自分の人生の中での拠りどころ/ルーツとなる音楽、芸術…

サイクルが短くなった?

温故知新という言葉がある。 あぁ、昔々に言われていたことの中に、今に通じるこんなに新しい視点が含まれていたとは、みたいな。 このひと昔前の記憶が掘り返されるサイクル、ネットメディアが台頭するようになってから、その「思い出されるサイクル」が短…

締め切られなくなってませんか

むかーし昔。会社にせよ、学校にせよ、塾にせよ、遊びにせよ、「あの番組が始まるからもう帰る。じゃぁね。」と言って自宅に帰ったことのある人は35歳以上だろうか? まだ予約録画などがそこまでメジャーじゃない時代。 やがてビデオ機器の普及と相まって、…

夢でなくなったのはいつの日か

私の子供の頃は、「テレビ電話」などというのはまさにSFの世界、夢のまた夢。さらに、壁掛けテレビ何て言うのも、遠い未来の商品…のはずだった。 ところが、今ふと気がついてみると、テレビは薄型。家庭によっては、すでに壁際にぴったり押し付けて/まさに…

たくさん買ってね

近くのスーパーの食品売り場を歩いていると、こんなポップにお目にかかることがある。「2つで300円」「5つで400円」。 これらには、実は二種類の意味の違いがある場合がある。 単体で買うと○○円だけれど、複数買いすると「お安く」しますよ、という意味。 …

狭めているのは

いろいろと商売を考える。ビジネスを考える。どういう使い手に、どういうターゲットに、使ってもらえる、理解してもらえるのか。 でも、売れないと話にならない。使われないと意味がない。 世の中、良いモノが売れるのではなく、良く売れたモノが良いモノと…

試算できていないモノ

無駄だ無駄だと言われて手間を省いたり、手順を省いたり、そもそもの原価をコストダウンすることで日々商品、サービスの改革を図っている人がいる。 しかし時に、そうして手間も省けたものの、結果として、生み出す者の価値を大きく毀損してしまうことにな…

存在と周辺

そこに「ある」事こそが価値を生むものもある。旅行へ行った時のランドマークなどはまさにそのもので、みんなは「それを見る」ことによって価値を感じていたりする。 また、それがそこにあることによって、その周りが、それを取り囲むように価値を創り出すこ…

暗黙の了承が壊れる

長期雇用、終身雇用が叫ばれていた昭和時代はすでに遠く過去のものとなり、昨今では、金銭解雇も実質的に解禁できるようにしては、といった議論さえも。 別に契約書で交わされていた、「定年まで必ず雇用します」といったものはなかったかも知れないけれど、…

自主性と強制

一見、参加してもいい/しなくてもいい、とか、選んでもいい/選ばなくてもいいと書かれているもので、決めることができるように見えるても、事実上の「強制性」を強いられるものがある。お金が絡むところでは、詐欺ではないかと思えるほどのものまで。 自治…

コストダウンの方向

ある会社の商品量産体制が、いよいよほぼ無人化を達成しつつあるらしい。 汎用性の高い部材で、コストとして強力に響く人件費を減らすために、商品自体の少々の大きさを犠牲にしても、自動組み立てに進化の方向性を定めた、そのある意味でのゴール。 ライバ…

バランス/アンバランス

一仕事終える。疲れたぁ。 夕食は弁当でも買って帰ろうという事で、めったに来ない弁当屋に立ち寄る。 のり弁 ○百円に始まり、多くの弁当が5百円以下。 単価を上げたいのか、ちょっと豪勢なお弁当が、550円辺りから600円あたりにもひしめいている。さらにこ…

失敗してもいい頃

昨今、どこの会社でも、どんなサービスでも、無駄を見つけて切り詰めて、より効率を上げるということが当たり前に行われている。 しかし当たり前ながら、「無駄取り」だけをしていたところで、どこかで限界に行き当たる。無限に無駄が取りつづけられ、究極、…

絶対、を信じる施策

「これは絶対××だ!」 絶対信仰は、話が単純化できる。とても強力なツールだ。 それが非常にピンポイントであるならば理解はしやすく、明らかに外れていれば誰も見向きもしない。しかし確かに当たっているなと賛同を得られれば(それが真実である必要はない…

それぞれの夏

街なかは働く人々が減っていたりする。 一時期の猛暑は過ぎ去ったけれど、それでも30度近い気温がまだ続いている。 が、それでもすでに秋の「におい」が漂う日々。吹く風にトンボが混じりだしたり、少し湿気が下がっていたりと、季節は確実に進んでいる。 夏…

全員、という目標

全員合格 時々聞く目標だ。全員、何かに受かる。学校でもライセンスでもなんでもいいわけなのだが。そうして目標値を掲げるのはいい。が、それが同時に、終了条件になっていないだろうか。 良く耳にするのは、「目標値」と「終了条件」とが完全に一致してし…

就活生の皆さん

オワハラ(ここで内定出してやるから、就活終われハラスメント)が世間で取り上げられるくらいの今年の状況。例年とはいろいろと違う状況で戸惑うこともあり、暑い中、ヘトヘトになっている人もいるかもしれない。 就活。より良いところに入りたい。給料がい…

悪はあるのか?

多分、全ての戦いは、正義と正義の戦い。 「悪」だと呼んでいるのは、「正義」だと思っている側から見た「敵」の思想を、自分たちの概念で判断しているに他ならない。 だから、悪と言うのは、正義の側から見た相手の総称でしかない。視点が相手側に移れば、…

分かることの喜び:理屈の神

小学校の時、図書室で、シャーロックホームズにはまった。今見ると甘いところもあるのだけれど、論理で突き詰める、理詰めで物事が解けることの面白さにはまったからだ。 誰が考えても、ブレなく同じ解にたどり着く。そういう意味では推理小説のみならず、算…

境目

ネット上のサービス。お金がかかるもの、無料で利用できるもの、イロイロ。 その境目がわかりにくいものと、明示的にここからは有料ですと示しているものと。 その境目がわかりにくいもののなかには、意識してわかりにくくしているものもある。たぶんそれは…

戦うことに慣れていない

別に、物理的に戦いたいわけじゃない。今必要なのは、論理の戦いだ。 論理を戦わせる訓練、議論できる訓練、相手を説得する訓練、機会はこれまでにあったのだろうか。 意見に従いたくないわけじゃなく、 でも特に、意見表明、論理立てた話ができるわけでもな…

多様性と、強度

生物多様性は、強度と相関関係がある。 たとえば、ある生物を死滅させるような病原体が発生した場合、その生物が全個体が全く同じ一種類では、すぐに絶滅してしまう可能性があるからだ。 それらを避けるために、全く同じではないある種の多様性をもって、そ…

いつでもアクセスできる事で、いつまでも触れる事がないものが増える

ネット時代以前。テレビ番組は見逃したら終わり。再放送待ち、ビデオ化待ち。だから留守録機能が使える、使いやすいことで商品が売れたりしたのはもはや20年くらい前か。 そして今は、すぐにレンタルになったり、ストリーミング配信されたり。そもそも有料チ…

虚勢

会社にたまに早く行く。10分20分じゃなくて、1時間2時間オーダー。列車は始発か遅くとも2本目くらい。だからオフィスについても誰もいなくて。 そんな中で一番初め(自分の次)にオフィスに入ってくる人がいる。清掃係の方々だ。 清掃会社、ビル管理会社にも…

足せる

オタクは、そうぞうビジネス。 想像であり、創造。 そこに全ては語り尽くされてはいない。だから、そこに語られていない部分は、自分で想像する、自分で足す。 ある方向性が示されていると、そうした想像された考えが、一つのベクトルを形成しだす。流れがで…

劇薬

病院へ行く。とある身体の調子が悪いので、専門家に診てもらって処置をしてもらった。最近は、病院の中に薬局があるところは減っているのか、外にある薬局で処方箋を出し、薬代を払う。 診療内容が的確で、マッチした薬は効きが良い。 見る間に効果が出るし…

もらう、もらわない

アイデアはもらえ。でも、決断はもらうな。 自分の事は、必ず自分で決める事。 難しい事でも、簡単な事でも。 結果が上手くいく事も、失敗する事も、人に委ねてはいけない。 うまく行った時にはいい顔をするくせに、悪い時には責任を押し付けるなら、それじ…

守りに入っている

仕事柄、ある年齢以上の社会人と大量に対峙することがある。今後有望なリーダー候補もいれば、すでに昇進をあきらめている人もいる。 年齢が、だいたい40代を超えたあたりから、あきらめ組が増え始める。仕事が守りに入る。それを意識できているか? 多分、…

気にかけてほしい私

赤ん坊が悪戯をする、ちょっかいを出す。それは、僕の/私の方を向いて!、私の相手をして!、というサインだったりする。 これがいつまでも満たされないと、小学校に入っても、あるいは中学になっても悪さをしようとしたりする。ちょうど夏休みのこの時期。…