2018-01-01から1ヶ月間の記事一覧

慢心

慢心、あまり日常では使わない言葉だけれど、「自慢する心」と書かれている。要するに自分、もしくは自分たちの実力はすでに相当のものであり、それを誇りに思っている部分があると過剰に信じ込み、おごり高ぶる、いい気になっているということ。 そんないい…

効率、リスク、判断

先週の関東地方の雪。確かに短い時間でかなり積もったことで、大きな混乱を生み出した。2cmも積もれば交通マヒを引き起こす都会で、10cmを超える規模での積雪は、当然の大混乱。 なぜ地方、特に日本海側の地方ではそれほど雪が積もったとしても都会ほどの混…

捨てられない/捨てる

モノがあふれかえっているご家庭、たぶん少なくないだろう。 ほらあなたの部屋に「amazon」と書かれた段ボール、一つや二つあるのでは? 私の場合もご多分に漏れず、モノがあふれだしている。捨てなきゃいけないと思いながらなかなか捨てられない。その割に1…

異質と付き合う

刺激信号は、その同一の刺激「だけ」を受け続けていると慣れてしまう。なのでより強い刺激を求めたり、刺激のバリエーションを変えながら調整する必要がある。と言うのは皆さんもご存知の話。 これはエンターテイメントでもそうだし、薬でも同じ。 日々の生…

マイノリティー、マジョリティー、目標

マスコミ情報を「マジョリティー」だと信じ込んでしまうことはないだろうか?そもそもそんな考え方をしたことがない…という人は一度怪しんでみてもいいかもしれない。 たとえば、学生時代、たまたまニュースを見ていたり、ワイドショーなどで取り上げられて…

共感する力は

それは想像する力でもある。 相手の話を聞いて、その状況、心象などを想像できなければ、たぶん共感できない。 だからこそ経験豊富なお年寄りが話を聞くのがうまかったり、共感してくれやすかったりするのだと考えている。 男性は、女性に比べて共感する力が…

先んじる

ビジネスで勝利する要因の大きな一つに、人がやっていないこと、人のいないところで勝負をするということ。誰も出てきていない場所、誰も出てきていない時にそこに行くからこそ価値がある。 ただ、誰もそこにいないということは、そこにどのようなリスクが存…

この先の世界

ここ20年間くらい、日本の企業の多くで、正社員を減らして非正規を増やすことでコストを圧縮したりしてきた。これは日本の採用慣行や雇用慣行の影響を受けているところもあるのだろうけれど、一度正社員として受け入れてしまえばなかなか解雇できないという…

ネーミング

AIスピーカー元年になりそうな今年2018年。昨年末あたりから、GoogleとAmazonが、音声認識して応答するスピーカーを発売し、それを称して「AIスピーカー」と呼んでいるメディアがある。 「AI」は100歩ゆずってわからんでもない。が、「スピーカー」は音を出…

魔法の作り方

昨今、効率化が叫ばれ、「今、役に立つこと」「今、価値のある事」ばかりがもてはやされ、逆に「今、価値のないこと」「すぐには役立たない事」が、どんどんと削られ始めている状況。 要するに、長期スパンでの価値、今評価されづらい価値は見捨てられ、短期…

ビジネスレイヤーの変化(チャンネル)

いままでは、一つのメディアにおいて、たとえばテレビに、いくつものチャンネルがあった。NHKもあればTBSもありNTV、フジテレビ等々がある。新聞でも同じ。 人々の多くは、その「テレビ」の中でどこを見ようか?もしくは「新聞」のどれを取ろうかと選択して…

流れていること

川は、水が流れ続けるからこそ川として成り立つのであり、流れがよどんだり、止まってしまったりすると、当たり前だけれどそれは川ではなくなってしまう。 人の営みにおいても、多くのものは流れている。 食料は、毎日購入され、日々食され、老廃物としてそ…

スポーツとして、道具として

車メーカーの進化がさわがしい。 自動運転技術の発展がユーザーレベルにおいても目に見えるほどのレベルになり始めているところで、現実レベルとしての自動運転がいよいよこれから十数年で実用になりそうな雰囲気だ。 ただ、では既存の人が運転する車がなく…

制約とバランス

映画が好きだ。 劇場で見るのもそうだし、DVDやBDで見るのも嫌いじゃない。最近はネットでの配信なんてのも見られる便利な時代。 そうしたコンテンツだけれど、やはり作るほう、お金を出す方としては、そうそう失敗はできないと考える。だって一本作るのに、…

リスクレイヤー

過日にも書いた「続き物が多いコンテンツ業界」だけれど、単なる続き物以外のものに挑戦しようとしているという企業、声も聞こえてくる。だがそれであっても、ある意味で部分的リスクを回避しているという考え方を取り入れているところがある。 たとえばテレ…

コンテンツの時代

普段はテレビのない生活をしていて、地方に出張で出かける以外はまず見ることがないのだが、年末年始のこの機会でなんどかテレビを見るチャンスがあった。 …のだが、本当につまらない(あくまで私見ですよ)。なぜここまでつまらないものをやり続けるのかと…

そして2018

さすがに先週は有休を入れていた人も、今週からは仕事が始まるだろう。よほど特殊な業界でもない限り、少なくとも今週から、日本は動き出す。 豊洲の移転話をはじめとして、東京オリンピック会場も2年先となると見えてくるものがある。 現実にどうなるかはそ…