切り替える

一昔前では、大型家電は10年、車も10年が一つのサイクルだ、なんて言われた時期がある。可動部分があったような機器では、5年程度だったりした物もあるだろうけれど、可動部分がないような情報機器なら10年持つ…と言う幻想を抱かなくもない。

 

ところが現実はと言うと、OSは日々進化し、必要とするメモリー量は相変わらず増え続ける。情報機器のOS(という概念もほぼ浸透したんじゃないかな)も、3年もすればすっかり古くなっているということも当然ありうる。

 

とは言え、見た目としてはきちんと動いている、動作しているんだから買い替えたくない、ここで余計な出費はしたくないという要望もある。

 

じゃあ切り替えるタイミングは?本当にぶっ壊れないと切り替えないですか?

 

たとえばハードディスク。回らなくなってからではデータは引継ぎできない。きちんと動いているうちに、次に乗り換えないといけない代物だ。

テレビくらいは1日くらいなくたって、本質的な生活には支障をきたさないかもしれないけれど、通信機器はもしかすると生命線だったりする人、多いんじゃないだろうか?

 

いつ切り替えるか?何を契機に切り替えるのか?年数?機能?見た目?デザイン?

 

 

単なる使い勝手だけなら、それこそ、テレビや冷蔵庫、洗濯機などは切り替えればいい。でも、そこに乗っかる情報と共に切り替えねばならないような商品こそ、きちんと乗り換える手続きがあればこそ、「それがお客様をつなぎとめる大きな糸口になるはず」なんだけどね。