成果のキャンバス

あなたは、何で結果を残しますか?

会社に入って、最初はがむしゃらに仕事をする…というところから始まる人もいる。しかしだんだん仕事に慣れてくると、自分は何で評価されているのか、何で成果を表していくのか、そんなことが気になり始めてくる時期が来る。

 

会社内において、「あなたの評価方法」というのが、明文化され、それに従って評価され、給与や賞与明確に決まっている会社もあるだろう。場合によってはそれらがすべて白日の下にさらされ、皆が納得ずくでボーナスの配分を行っている会社もあったりする。

だがたぶん、逆の会社の方が多いのではないだろうか?月々の給料はともかく、たとえば年に2回あったりするボーナス、賞与の査定だ。これ、何をもとに「評価されて」いますか?納得できますか?インタビューくらいはあるにしても、その際の上司との認識、違いは、ズレは無かったですか?査定者はだれとだれですか?

こうしたこともきちんと意識し、評価軸を明確になっているという事。ある意味「あいまい」で幸せな対価を支払ってもらっていたのが(極論すると)昭和世代なんじゃないだろうか?でもそれでは「ぜんぜん評価が上がらなかった人」が多くいたかもしれないのが平成世代かもしれない。

 

これから正直なところ、日本経済が3%4%の勢いで成長していくとは到底考えにくい。だとするなら、自分自身が成長したことをもってしてどう評価されるのか、自分の評価の表し方、評価を描くキャンバスは、少なくとも「自分自身」として意識しておいたほうがよくないだろうか?

自分の中での去年と今年の自分の成長差分が、自分自身で分かっていないのに、他人の評価には文句がつけられない。自分自身を理解する一歩としての、自分の成果のキャンバスを意識して見ませんか。