継続性視点

仕事を行っていくうえで、一つ一つに魂を込めてなどと言ったやり切った感を伴うほど真剣にやり切るのは重要なこと。だが、それと同時に、さてこの次はどうなるか?といった、継続性という視点を持てなければ、おおきな落とし穴にはまりこむ。

いかに続けられるか?続けられるためにはどのような準備/施策が必要なのか?こうした視点があった上で、「今」を実行するのと、それらの視点を持たずに「今」をこなすのとでは、次の一手が全く変わってきたりもする。

ちょっとしたひと手間、ワンアクション、一言、一つコメントできるかどうかで、次につながるかが決まったり、全く次につながらなかったりもする。

 

「戦い続ける」ためには、次から次へと補給が入る体制が組めているかや、その次の体制を整えながら「戦わ」なければならない。それは、「その一度の戦い」で見れば無駄な作業、施策に見えることもあるかもしれないけれど、全体としてみると決してそうではなく、「これからも戦い続けるため」には必要な活動。

だが、そんな活動すら「ムダな活動だ」ということで削減したり、手を抜いたりすることを迫られると、結果として戦い続けられなくなる。
これは、大局をどのようにとらえるか、全体をどの範囲で認識し、準備していくかといった範囲によって、多大な影響を受ける。

ちょっとやって、駄目ならすぐやめ。それらを捨てて次に行く。この繰り返しでいいのならそれでもいい。が、仕事ってそんなもんだっけ?やりたい事ってそんなに簡単にできる事でしたっけ?

 

継続性の視点を誰が持つのか?そのリスクを誰が負うのか。
リスクに見合うリターンなのか、リスクに見合わないリターンなのか。
最近は、リスクに見合わないほどの大きなリターンばかりを探して、みんなさ迷い歩いているような。