間違い、後悔、過去未来

自分の部屋に、昔っから捨てられないモノがたまっているのを見て。

物を捨てられない人は、後悔するのが嫌い、間違うのが嫌なんじゃないだろうか?と。

 

それでも実は、一面しか見ていない。無くしてしまうことで、「あぁ、やっぱり必要だった」という「後悔」を恐れているかもしれない。しかし他方で、それがここにあり続け、何らかの場所や時間を占有することによって、本来それがなければ、その場所や時間を他の事に振り向けられた価値を想像しきれていない。機会を失っていることをイメージできていない。

 

今あるモノを無くすという価値損失は、今の状況からマイナスに陥ることだ。
だが、将来あり得る価値とは、将来を想像することでプラスのポジションを得、そこに到達しないとするならば、今はそのプラスのポジションよりも低いマイナスの価値しか得られていないこと、を想像すること。要するに捨てられない人は、今の価値が中心であり、きちんと捨てて未来に備えていける人は、未来の価値を中心に置ける。

 

もっと言えば、必死で現状維持をしようとしつつ、徐々に下降している人がほとんど。
それよりも、どんどん上を目指すことで、それでも下がり続けている抗えない現実を、少しでも上げていくことができるという進め方を選べるか。