またね

「じゃ、また」

親しい人、親しげな時間を過ごした人の間では、そう言ってお別れする事が少なくないのだけれど、そして本当に「また」会えるのは、そのうち何人いるのかな?

 

「じゃぁ来週」や「じゃぁ○ヵ月後」ならまだ具体的だ。そうした定例化されている集まり、集いなら「また」次もあるだろう。でもそうではないような、たまたま今回集まれた機会に対しては、「また」はとてもエネルギーがいる話だ。人を集める、集まるというのは、思った以上にエネルギー、コストがかかるもの。

会社組織で、何かの価値を創り出す、何かの意見を集約する…という目的で集まる意思を表明している団体においては、そもそもみんなが「集まらねばならない」と考えているので、みなが集まる方向に力が働く。

しかし、そうではないモノに関しては、そもそもの優先順位がまず下がる。となると当然、集まる日取りを調整するだけでも大変だ。集める方向へのベクトルが弱いのだ。

 

…でも、それでも集まることができれば、それはまた大きな力を生み出したりもする。その1回の集まりが、次のエネルギーを生み出すこともある。

「また」が継続化できることは、それも大きなエネルギー、価値を生み出している。

 

あなたの「またね」、次はいつですか?