自分は〇〇の中にいる

我々が生活している「この世界」は、空気で満たされていて、空気中の酸素を吸って、二酸化炭素をはいている…などという事は、たとえば水中に入って、水に満たされている環境では呼吸できないことをもって、「空気に満たされている世界」を相対的に知ったりする。
そう、日常のあたりまえは、通常なかなか認識できないのが常。

だから、時にそれを意識の上部に持ってきて、ほかの環境ならどうなのか?今の環境はどうなのか?という事に興味を持つことこそが重要に。

 

とすると、今のこの環境を変えるなら何が変わるのか?そんな世界があるのか?と想像し始めたとたんに、一気に世界が広がる。

これは、生物的環境のみならず、社会的環境や経済的環境、すなわち会社や組織の環境においても同じこと。もっと良い給料が出ないか?もっと安全な仕事はないのか?もっと面白い仕事はないのか?もっと楽しい仕事は?もっとやりがいは?等々、興味を持てば探し始める。逆に、興味を持たなければ探しもしない。

 

単に「自分たちの中」だけで判断するのではなく、外と比較する。外ではもしかすると、我々が想像していることを、すでに実践していたりするのだから。

 

 

10年後の日本に、いわゆる今国連でカウントしているカウントの仕方での「移民」は、何百万人になっているんだろうか?