映画

最近、日本映画の調子が、昔に比べるといいように感じているのだけれど、皆さんはいかがですか?ひところ、日本映画はもう駄目だとか、ハリウッドにはかなわない…なんて泣き言を聞いた覚えもあるけれど、最近は、実写は実写で、アニメはアニメで、それなりの特徴があって、それらをそれぞれに楽しんでいる人を良く目にする。

 

もしかしたらその一つとして、作る世代が確実に交代したことが功を奏しているのかもしれない。時代は変わった。機材も変わった、環境も、経済事情も変わった。その時代に応じたやり方ができるようになったからこそ、再び日本映画が見直されているのかもしれない。期待としては、今までの位置に安住せずに、「変わり続けてほしい」。

 

ところで、映画を映画館で見ると、上映指定時間ちょうどに入ると、「そこから」その映画そのものが上映されるのでは「なく」、しばらく「予告編」が流れること、ありますよね。この、今後上映予定されているいわば「映画のCM」、見たいですかね?

もちろん、あの映画のCMを見て、来月も来ようと思う人もいるでしょう。ただ、別の人もいて、「ちゃんと上映時間から始めてくれよぉ」と思う人もいるでしょ?
そもそも、これだけ時間にうるさい現代、時間を奪い合っているこの時代において、CMを強制的に10分、15分見せる…という今の設定は、強引すぎないだろうか?という気がしている。

 

いや、もちろん見たい人がいるのも知っている。だがそれは、それこそ映画館の待ち合わせロビーで流せばいいわけだし、テレビCMでも流れているはず。昨今だと、ネット映像として提供することだって可能でしょ?となれば、映画館の中、ロビーなどにQRコードなどなどを置いて、お好きな人はご自身の端末でお楽しみを…という手だってあるでしょう?

細かいことになるけれど、毎回ある15分(秒じゃ無いんです!)のそのCM時間を削ることによって、上映回数を1スクリーン当たり1日1回増やすことができる場合もなくはなさそうでは。そうなると、上映収入が向上することにも繋がりませんかね。

 

とかとか、いろいろ想像したりするんですけどね。

映画も変わらないといけないし、映画のみならず映画「館」も変わらないといけないんじゃないかと。