…たいですか?…うとしてますか?

おなかがすいたら冷蔵庫を開けて、いつもお菓子が入っている棚を覗いて、おやつないかな、なんか食べ物ないかなぁーと探し回った子供のころ。

「おなかすいたぁー」

と騒いでも、よほど小さい時ならまだしも、食べ物を「口」にまで運んで、「食べさせて」くれるという人はいないだろう。

 

食べたいのだから自分で探す。見つけたら自分で食べようとする。

欲しいものは自分で探しに行くのさ。

そして自分から取り入れようとするのさ。

 

 

情報が来なかったからできなかったと責任を転嫁する。情報を与えてくれなかったと愚痴を言う。でも、多くの場合、「必要な情報はこれとこれでね、これはこっちで、これはあっちで手に入れて処理しないといけないよ」なーんて手取り足取り教えてくれる…そんな親切な職場はなかなかあるわけない。

いや、たまーに親切な人もいるよ。でも最近は、「人の事を構う時間があるくらいなら、お前の仕事を一つでも多くやれ!」的に効率を追求することで、他人のお世話をすることさえも切り離されることが少なくない昨今。

 

だから、自分から「情報がほしい」と言わないといけない。「情報を取ろう」としなければならない。食べることで生命を維持するがごとく、情報をうまく仕入れることで、情報を入手することで、仕事を維持し、活動を維持する。

仕事をするためには、何かを成し遂げるためには、そのために何がほしいのか、そのためにどうしなきゃいけないのか、知る必要がある。好きなこと、好きなものなら、自分から必要な情報を取りに行くでしょ?それと同じで、自分から情報を集めなきゃならない。自分から情報を取りに行かなきゃならない。…ってことは、その仕事を好きになるべきなんだよ。その仕事に面白さを見つけるべきなんだよ。興味を持てる仕事、突き詰めると面白いかも…と思える仕事。そんな仕事になればなるほど、自分でガンガンいくじゃないですか?

 

情報、欲しいですか?情報、取ろうとしてますか?

その活動に必要な情報を。