夢、リーダーシップ

誤解している人がいる。リーダーシップは、それを示す権限を与えられないと率先してはいけないと。

計算高い人もいる。ここでリーダーシップを発揮することで、自分が受ける利権と、その対価としての工数が見合うものなのかどうか。たいてい、そうした選択は、「だめだ、苦労は多いが実り少ないな…」となっていることが多くないだろうか?

 

そもそも“リーダーシップ”などという言葉を意識せずに、実質的にリーダーシップを発揮できている人は、物事に対しての取り組みに計算高すぎない人が(私の周りでは)多かった。誤解を恐れずに言えば、猪突猛進、やると言ったらとにかくやる、だから○○しよう!と先頭を切る。
すごいパワーだ。結果的に、今ではずっと偉くなっていたり、大きな仕事を任されていたりする。

これは、「権限無きリーダーシップ」などとよばれたりする。


計算高かった人はと言えば、未だに計算で世の中を渡っていたりする…人もいる。

ただリーダーシップを発揮してほしいと思っている人がいるなら、これはやるべきだろう。そもそも、その行動、事業のビジョン、将来、目的などをきちんと示し、夢を見せてやらないといけない。それがなびくべき夢であればあるほど、率先してリーダーシップを発揮してくれる人は黙っていても増えてくる。

 

だから夢を語る人、将来を語る人がもっと増えれば、黙っていてもリーダーシップはそこここで発揮されることになる。
夢を。