「分かる」と「出来る」と「効率化」

分かりましたか?

出来ましたか?
 
今更ながらだが、この二つは違うものだ。
分かっていても出来ないこともあるし、出来たとしても分かっていないこともある。
 
両方が理解されて初めて、じゃぁどうすれば現実に即して、最も良い効率化を望める手法があるのかを検討出来る。
 
分かっているだけの人は、時に、理論的効率化を提唱するけれど、それが現実に出来そうにない案であることが多いのは、枚挙にいとまがないだろう。
 
出来るだけの人は、そもそも「何が」という視点が抜けていることが多く、極端な例としては、作業にすぎないこともある。
この両方を認識できて初めて、効率よく意味あることを成し遂げることにつながっていく。
 
すでにわけもわからずうまくいっているのなら、その行動が意味していることが分かる事。
すでに分かっているけれど行動できていなければ、いかにしてそういう行動をしていくか。
まずはどちらかから始める。そしてその次に、もう一方を実践。
どちらか一方しか分からずに、結果どちらも立ち止まることなく。