しっかり勉強して、いい学校へ行って…

いい学校へ行って、いい就職をして、いい給料をもらって、いい人生を送る。

多くの人たちが、こういう可能性を求めていたりする。早々に可能性を狭めると言うよりも、可能性を広げ、やりたいことを見つけ、人生の選択肢を広げたいと考える。

 

が、いつまでも「選択肢を広げ」ていては、やりきれない。それは「いつやりきる」んだろうか?

 

しっかり勉強したのはなぜか?良い学校に入ったのはなぜか?有名一流企業に入ったのはなぜか?技術を学んだのはなぜか?資格を取ったのはなぜか?
やりたいことを「やり切りたかったから」じゃないのか?
 
で、そんな優秀な人たちが集まっているはずの大企業、有名企業。そこで、やりきりたいこと、やり切っている人って、何人いるんだろう?そんなに、あんな成果、こんな成果出てきているのかなぁ?
 
中小企業なら、なんにせよ「やりきらない」と仕事にならない、というか、やり切れない。おまんまの食い上げだ。やりたい事かどうかは別だが、やり切らなければ収入につながらない。
だが往々にして、やり切ることにより、それが「やりがい」になったりもする。やっている意味が見出せたりもする。
 
万人に押し付ける気はない。が、やり切った時の充実感、満足感、これはひとしおだ。それをどこで味わうか、味わえるか、こいつが人生の中での重要なスパイスな気がしている。