それぞれの夏
街なかは働く人々が減っていたりする。
一時期の猛暑は過ぎ去ったけれど、それでも30度近い気温がまだ続いている。
が、それでもすでに秋の「におい」が漂う日々。吹く風にトンボが混じりだしたり、少し湿気が下がっていたりと、季節は確実に進んでいる。
夏休みは、1月始まりの1年の真ん中ではなく、2/3くらいのポジションに位置しているのだから、ここから年末まではツルツルと進むのは必然。休みがあけるとあっという間に秋風に晒され、秋のイベント、冬のイベントの準備、開催に翻弄される。
宿題ができていない生徒も、勉強が進んでいない学生も、この夏のうちにと思ったことができていない社会人も、休みがあけることでもう一度認識を新たにする。
そこで行動を見直して変えられるか。
それともズルズルと引きずられて流されていくのか。
夏が勝負…ってのももちろんあるけれど、夏の後始末…ってのも、やっぱり勝負なんだよね。