悩んでいる時

日々を過ごすと、「あぁどうしよう…」とか、「こうした方がいいかなぁ…」とか、「ああいう風にすべきじゃなかったかも…」なんていう悩みや後悔が後を絶たない。考えたところで「正解」は見つからず、もやもやする日々。

 

でも、それはたぶん、正しい道を歩んでいる時。

世の中、誰の眼の前にも明確な成功への道が見えていることなどなく、手さぐりしながら、確認しながら、良かったのかなぁ違うんじゃないかなぁと思いながら進めているに過ぎない。

そしてある日ふと後ろを振り返ってみると、あぁ、案外間違っていなかったかもしれないとそれまでの道のりが見えるだけ。本当は別のよい道程があったかもしれないけれど、一人の人には一人の道しか見ることができない。

 

だから、悩まなくなったら、自信過剰だったり、周りがよく見えていないことを心配した方がいいかもしれない。そんな「確実」な未来は、あるとうれしいのだけれど存在しないのだよ。

悩みがなくなったらそれは終わっていることかもしれない。

悩みがなくなったら、それは、実は見えていないことがある証拠かもしれない。

だから「安心して」悩みましょ。そういうもんだと思えば、誰もが大なり小なり悩んでいると思えば、自分だけじゃないと思えば、案外行けるもんだったりしませんか?