思い出せ、思い続けよ

小さい子供と話をするとき、かならずどこかで一度は聞いたことがあるだろう?夢は何か?将来何になりたい?

もちろん、プリキュア!とか、怪獣警備隊!みたいな答えが出てくる子供たちもいるけれど、徐々に、お菓子屋さんとか、ケーキ屋さんとか、サッカー選手などなど、なりたいモノが現実味を帯びてくる。

 

そうしてそうした「夢」を聞かれなくなって何年かたって、

「でどうする?お前将来何になりたいんだ?」

と、進路を迫られる。

 

でもここで「決まる」とは限らないはずなのに、その瞬間は、それを口に出した瞬間に、その他の選択肢がすべて閉ざされるような、そんな感覚に陥る事が。

 

でも、「夢」は夢だ。誰かに閉ざされる必要など何もないはずなのに、閉ざしてしまう。それは勝手に自分で閉ざしてしまう。

そうしていつの日か、夢など忘れてしまう。

 

でも、誰でも何か持っていた。叶えたい何かがあったはず。

それを心に思わなければ、偶然に出会う確率はほぼないこともある。

が、それを思い出すだけで、叶えたい方向に動き出す。

思い出すだけで、そちらに近い選択肢を選び出す。

 

大それたことである必要はない。現実味があることで構わない。今かなっていない事、やれていない事、そんなことで構わない。

後はそれを思い出す。そして考え続ける事。

 

なにかあるでしょ?誰かに見せる必要すらない。自分が叶えたい何か、小さな何か。

無いわけないでしょ。

思い出せば、思い続ければ、あとはそれに向かって動くのみ。

 

思い出さないから行動しない。

行動しないから実現には近づかない。

 

小さくていいんだから、一つ叶えてみなよ、遠慮することないんだから。