怒りと、褒めと
自分の経験からでしかないけれど、「怒ったこと」の後悔はおおくても、「褒めすぎた後悔」は、あまり無い。
もちろん、「褒めて調子にのりすぎている」と言う事もあるけれど、そこは手綱さばきでうまく回せたりする。後悔ではない。
それよりもやっぱり、怒りすぎて、もしくは怒らな過ぎての、あぁやりすぎた、もう少し強く言っておけば…ってのが大きくて。
とすると、「怒り」はその量とタイミングが大切で、例えるならば「薬」に似ているかもしれない。
多すぎても副作用があり、少なすぎると効果が薄い。タイミングを間違えてもいけない。使用量とタイミングを見計らって。使いすぎに注意しましょう。
「褒め」は、「健康維持」活動に似ているかもしれない。あまりにやりすぎると悪いこと(褒めのインフレとか)もあるけれど、普段から日常的にやっていることで、悪い事はあまりない。私のつたない経験からでしかないけれど、欧米人、特にアメリカ人にはこの文化が染み込んでいるように思う。
だから彼らと友達になったり、一緒に仕事をしたりすると、非常に褒められる、励まされる。これを感じるだけでも、大きな意義があるなと思うんだけど。
薬も、健康維持も、どちらも大切な行動。ともに使えるように、身につけておきたい。