速く速く!

スピードの時代

とにかく早い事は価値
だからみんなしてスピードを上げる。
店に入ってオーダーすると、1分以内に商品が出てくるとか。
オーダーはスピーディーに通されて、待ち時間が極端に短いとか。
スピード、スピード、スピード
 
こんな状況だから、そもそも「その車体」の性能が高くなくても、そのスピードについていくためには、「アクセル」を踏み続ける。
でも「車体の限界」を超えるスピードであれば、「ブレーキ」も限界を超える。時には「ブレーキ」が壊れる。
 
仕事で「ブレーキ」が壊れたり、
感情の「ブレーキ」が外れたり、
 
速さが、その人/モノ/構造が耐えられる限界を超えると、ムリに耐えられない弱い部分から、壊れていくよね。モノはそれを構成する弱い部分から壊れていく。組織も、システムも、個人も、弱いところから壊れてく。
一番弱いところに合わせていかざるを得ないのに。
一番弱いところを気遣わなければ、結果として「系」として、存続できなくなるのに。
無限に早くなるわけないのにさっ。