マイノリティー、マジョリティー、目標

マスコミ情報を「マジョリティー」だと信じ込んでしまうことはないだろうか?そもそもそんな考え方をしたことがない…という人は一度怪しんでみてもいいかもしれない。

 

たとえば、学生時代、たまたまニュースを見ていたり、ワイドショーなどで取り上げられている事象が「なんで今頃?私の周りじゃもうずっと前からそうだし」とか、自分の生の感覚より数週間から数か月遅れでメディアを通じてみた情報はないだろうか?これを見て思うことは、「おっくれてるぅ」という感覚ではなかっただろうか?

同様に、メディアで取り上げられたからと言って、「それ、私の周りで見たことないし」ということだってあったはずだ。

 

そう、メディアだって誰か人が作っている情報。彼らが「すべて正しい」わけでもなく、「彼らがメジャー」というわけでもない。

これを明らかにしたのが昨今のネット社会の功績ともいえるかもしれない。なぜなら、メディア発の最初の流行はほとんどなくなり、メディアはネットの後追いをするので精一杯。だから「メディアがマジョリティー」ではなく、「メディアがマジョリティーを“追っている”」に過ぎなくないか。

 

さらに言えば、メディアなんて日和見もいいところであり、「それぞれがそれぞれに違っていい」などという個性重視的発言もあれば、「みんなでいっしょにこちらに行きましょう!」などとマジョリティーこそが正義的な扱いもする。

私たちは、流されるのもいい。でもやっぱりそんな情報に惑わされずに、自分が目指すものを何か持って、それを目指していく。別に大したことでなくていい。小さな目指すもの、小さな成功、小さな目標をつくってそれを達成し続ければ、やがて大きなものにつながることもある。

手慣れている人は、大きな目的を作ったうえで、それを小さな目標に分解して達成していく。目標を積み上げれば、その塊がいつも大きな目的につながる…とは限らないからだ。

 

そろそろ1月も終わりに近づいた。今年も1/12、約8%強が過ぎ去った。

今年の残りの91%でいくつかの目標をクリアーするために、いまから目標を決めませんか?たくさんは要らない。1つか2つ、できれば5つ程度あればまずは十分で。