2015-01-01から1年間の記事一覧

思い出せ、思い続けよ

小さい子供と話をするとき、かならずどこかで一度は聞いたことがあるだろう?夢は何か?将来何になりたい? もちろん、プリキュア!とか、怪獣警備隊!みたいな答えが出てくる子供たちもいるけれど、徐々に、お菓子屋さんとか、ケーキ屋さんとか、サッカー選…

分かってる、劣ってる

わかっていることは素晴らしい?わからないことは劣っている? これ自体がヤバイくないか。 確かに、分かっている事自体に価値があることはたくさんある。でもそれ以前に、「それをわかっているかどうかすら良くわかっていない人」、多くないですか? 違う言…

自分がんばれ

時々、自分が嫌いだという人がいる。 そんな自分だが、(周りのみんなは)信じてほしいなどという欲張りな奴がいる。 自分で自分が信じられないのに、そんな自分を(周りのみんなは)信じてくれるか?というのは、そもそも相当傲慢ととらえられてもおかしく…

いつか、は、いつか

何かの会議、ミーティングで、 「じゃぁ今度はどこかで食事でも…」 道端で久しぶりに懐かしい顔に出会った時、 「お、久しぶり!元気にしてる?今何してるの?今度また飲みに行こうよ?連絡するから、じゃまたその時に!」 今度ね、次の機会に…。 そして来な…

出るのも入るのも

いろんな企業が正社員を切り、非正規、アルバイト、派遣などで対処しようとしている。企業を一つの「生き物」と考えると、まことに全うな考え方であり、戦略。固定費化する人件費をいかに流動化するか、と考えると当然の流れ。 しかし、当の切られる方として…

持つ事と使える事

所有することによって利用の不自由さを克服していた時代があった。 けれど技術革新により、利用の自由度が上がる事で、所有せずしてできるようになってきた。いや、反対に、所有に関するコストが上昇し始めた、という事か。 以前なら、「利用する」には「所…

「満たされる」とはどういう事か

おいしい食事を味わったり、素晴らしい観劇を見たり、感動するような芸術作品に振れたり、いろんなところで貴重な時間を味わうことがある。 あぁ、素晴らしい、と思う反面、さて、自分の満たされていると言う状態は、いったいどういう事なのか?とふと振り返…

違うものさし

皆どうなりたいんだろう? 幸せ?って、何?自分の思うものはあるんだろうか? たいてい、幸せになりたいとか言う人はいるけれど、それは「その人の考えた」それなんだろうか? 反対に、幸せじゃないと言う事=不幸せ、みたいな状況にもなっているけれど、そ…

パッケージ化されたもの

喜び、悲しみ、幸せ… これが「そう」ですよ、これじゃないといけませんよ。 こうした価値観に毒されていませんかね? 皆が興味があるモノに群がろうとし、皆が欲しいと思うものを欲しいと思わされる。 本当に自分が「それ」が欲しい、「それ」がいいと思った…

失敗を「失敗」にするか否か

アベノミクスでは景気浮揚を後押ししようとしているけれど、一部の大企業で給料が、ボーナスが増えたくらいで、なかなか庶民には普及している感じがしない。 そんな中でも仕事をし、儲けを上げるためには、厳しいスケジュール、厳しいコスト、厳しい品質維持…

私が世界

三洋電気が消え、シャープがかなり危ない状況に。 ソニーは何とかもち直した感もあるけれど油断ならず。 東芝は上場廃止すらうわさされるほどやばい状況に。 自動車業界はそれなりに盛り返しているけれど、家電業界は先が見えない、次の「あたり」が見えなく…

物理的、心理的

みんなと大勢の中に一緒にいても、何か取り残された感を感じる時はないかな。 たとえば知っている人がほとんどいないパーティーに誘われたのはいいけれど、誘ってくれた人は忙しくて見つからず、喧噪のなかにぽつんと一人…とか。 反対に、たとえ遠く離れたと…

白っぽいデジタル、黒っぽいデジタル

まだパソコンやインターネットなどが広まるずっと前。とはいえ、「デジタル」というキーワードがそろそろ出始めていたそのころ。 アナログよりデジタルの方がいいとか、いやいやそれは違うとか。そもそもデジタルってのは、0か1か。言い換えれば、正しいか正…

コスパ

昔の東京の人は、「これ高かったんだよ」と高いモノ自慢をしていたイメージがあり、逆に関西の人は「これこんなに安いのよ(でも素敵でしょ?)」と安いモノ自慢をしていたイメージがあるのだが、いつのころからか、みんな「安い」という価値観に統一されよ…

変人で終わらせないために

偉大な賞を受賞した人の過去の逸話を聞いてみると、けっこう不思議ちゃんだったり、個性の強い人であると言う事が取り上げられることもある。そうでもなければひとつの事を突き詰めたり、偉大な業績につなげられるわけもなく、当たり前と言えば当たり前。 た…

床屋談義

顔なじみの美容院があり、そこで話がはずむことも多い。 もう何年も通っているので、顔なじみ。いつもの人とどうでもいい会話をしながらのひとときは、それはそれで気持ちのいいもので。 そんな中で、最近ここのオーナーを見かけないなと担当と話をしたとこ…

持つリスク

Web記事を見ていると、ある周期で、あなたは持ち家派?借家派?といった記事が流れる。双方、メリットデメリットがあるわけで、最後はあなたの考え方しだい、なんてのが多い。 別に家だけではなく、持つことに価値があった時代があった。たとえば、二度と手…

毎日同じは

いつも同じであり続ける事。毎日同じ。同じ服を着て、同じものを食べ、同じものを使い、同じ電車に乗り…それが当たり前。 当たり前は、当然になる。 当然には、特別な価値はなく。 でも今、それで生活が回っていたら、離れられなくなり。 当たり前は、価値が…

練習を好きに

「もう宿題はしたのか?」 子供のころに言われた人、今、子供に向かって言っている人、少なくないだろう。 しかしその「指示の出し方」は、「宿題をすることがゴール」になっていないだろうか。だとすると、受け止める方はきっとこう理解する。 「“宿題”をす…

リスクを取ら/れない時代

リスクが高まることを受け持てないとなると、当然ながら身軽な方がいい。いざという時には安全な場所へ、安全なところに素早く動けるに越したことはない。 ならば、余分なものは持たない方がいい。一か所にこだわらない方がいい。 持たない時代。ついこの前…

自己責任というのなら

余裕を持てなくなると、万が一の状況に対応できる対応策の一つを奪われるに等しい。 リスクとは、それを認識していればこそ、「それが起きないようにする」対応策が取れる。また、万が一それが発覚しても、なんとか逃れる「余裕」で対処しようとする。 その…

発展しない発展

経済は、基本「発展する」「拡大する」といった、増加方向への思考、戦略で成り立っているところが大きい。にもかかわらず現実に日本が直面しているのは「減少社会」。 人口は明らかに減りつつある。1人の人に、モノも、サービスも潤沢に行き渡りつつある現…

あの頃

高校時代のこの季節。あたらしいスタジャンを購入し、それをおろして学校にはじめて向かう。文化祭当日。寒いな。気温は?18度。なぜか鮮明に覚えている。何年も前の11月のあの日。 すでに今年も11月に入り、季節は知らぬ間に、でも着実に進む。昼間はまだし…

傾向

企業が「革新」としてのイノベーションで、次の技術や次のビジネスの発展を取れなくなってきたことで、「効率化」への方向性で発展させようとして来てはや10年あまり。 企業は、企業内の効率を上げるために、会社運営の効率化、ひいては社員活動の効率化を目…

余裕のないところ

昨今は時間の制約が、仕事にしろプライベートにしろ非常にタイトになってきている。 常に時間に追われ、目の前に積まれたノルマをこなす。 ヘトヘトになって帰宅する。 泥のように眠る。 そしてまた、次の日に、ギュウギュウの交通機関に押し込まれて次のノ…

子供のころ言われませんでしたか?

仕事の関係でいろんな会社を訪れることがある。お昼にその会社の社食でいただくこともあれば、近隣のレストランに入ることも少なくない。 あるお昼時、まさにサラリーマンでいっぱいのそのレストラン。いわゆる定食メニューを頼んだ。 ふと見回すと、まわり…

世間は関係性で

仕事は、本当に成果が出てくるのか?品質は大丈夫か?と思っている相手に頼むよりも、少しでもなにかかかわりのある、聞いたことのあるところに頼りたいところ。 それは、聞いたことがあるブランドだったり、以前見たことがある会社だったり、どこかで聞いた…

選択肢は片手で

「飲み物は何がいい?コーヒー、紅茶、お茶、ソフトドリンク。」 このくらいならまだ選べる。 「じゃぁお茶で。」 これが、お茶にもいろいろあって、ウーロン茶、緑茶、ジャスミンティー、十六茶、麦茶、特保のお茶…とか言い出すと、聞いている方はたぶん、…

転ばずに歩け

もしも生まれてから一度も転ばずに歩けたと言う人がいたなら会ってみたい。もちろん、致命的な転倒はなかったからこそ今歩いているのだろうけれど、ちょっと転んだり、ひっくり返ったり、子供のころは、そんな「大怪我をしない大人のまなざしの下で」転びを…

そしてアナログに向かう

今、デジタルコンテンツの世界は、海外からの怒涛の津波にのまれようとしている。オーディオも書籍も映像も。デジタルコンテンツの形態をとるビジネスストラテジーは、海外の戦略のうまさ、日本のまとまりの悪さ、ビジネスセンスの無さなどなど、さまざまな…