サステナビリティ

なにもただ単に延命させることこそに意味があるのではない。

仕事がずっと続くということと、同じ仕事をずっとやり続けられるということは、実は似ているようで違うものだろう。

 

世の中はどんどんと変わっている。ニーズも変わればテクノロジーも変わる。欲しいサービスも、提供できるサービスも変わる。

もともとあった資源だって、枯渇することで、これまでの価格では提供できなくなるかもしれないし、そもそもそれまではなかったサービスが、技術革新によって生まれた瞬間に、大きな市場を獲得するかもしれない。

そうした世の変化に対応すること、変わり続けることこそが、継続性。ずっと同じ事業を続けるというのではなく、同じ個体が振る舞いを変えながらも生きながらえ続けることが継続性。

 

時には3年毎に、時には10年ごとに、時には毎年変わらなければならないかもしれない。その変化のスパンがその生物としての個体とうまくはまれば、その人にとっては、一生変わらない仕事になるかもしれないけれど、それは多分稀なこと。多くの場合は、途中でチェンジが必要で、なんらかのシフトチェンジ、キャリアチェンジが求められるのは普通の事。

 

その時に、乗り換えられる別のレールがすぐそばに見えているのか。それとも周りには乗り換えるべきレールが何も見えずに、荒野にポイッと放り出されるのか。

タイミングを見計らう目も重要になるんだろう。