感覚

時に五感と言われる。視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚。

このうち、聴覚と視覚に関しては、オーディオとビジュアルと言う形で、ラジオ、テレビ、ゲーム、映画といった楽しみが展開されている。

味覚と嗅覚に関しては、ここ最近そうした値を数値化できるセンサーが開発されてきたようだけれど、それらを使ってなにか万人に便利なモノ、楽しめるモノにはなっていない。

ということで触覚だ。

 

すでに携帯電話でも使われて久しい、振動するという機能。これにより、メールや電話の着信をお知らせすることで、周りに知らせることなく、持っている当人だけに知らせるという機能を実現してきた。

こうした振動機能を搭載した時計も以前からある。1万円程度で、時刻を知らせたり、アラーム機能を搭載した時計があった。が、メジャーではなかった。

 

ところが、スマートホンのサブ機能としての腕時計がにわかに脚光を浴び始めている。さまざまな通知機能を腕時計を通じて知らせる、というところで、「振動」をつうじたインターフェイス、触覚によるインターフェイスが取沙汰されている。

Appleと言う会社は、これ以外にも、キーボードやタッチパッドにおいて、振動(触覚)機能を入念に研究し、技術として搭載し始めている。が、他のメーカーからはこうした兆候は見えて来ていない気がする。

他の会社も色々やってたはずだけど、どうなっているのかなぁ?

これまでの先にある未来と

これまでの先には無い未来と。

 

触覚。

身体に触れているところからしか基本的に知らせることができない。腕(時計)という一等地の次は、予想では耳周り、頭だろうか。その次は腰回り(ベルト)や、胸(ネックレス)、首回りや、個人的には肩に置くなどというものが出るのかもしれないとも思っていたり。

 

昔は、そんな未来にかかわれるかなぁとか夢見たりもしていたんだけどね。