残りを意識

あなたがおいくつかはわからないが、人は必ず死ぬ。

それまでの残り時間って考えたことありますか?

 

平均寿命から想像すれば、まぁ多くは75歳くらいまで生きているのが現状か。80歳とか言われているかもしれないけれど、それは今の年よりであって、我々の時代には、医療は発達しても、食の影響でどうなっている事か。

 

さらに年齢のみならず、不慮の事故、予期せぬ病もある。

あと、残りが1週間だと/1か月だとすると何をするか?なんて問いかけはよくある話。

ただしそれも、普通はピンピンコロリではない。となれば、多少元気に振る舞えるのは前三日程度だったり2週間ほどだったり。実質的な健康稼働時間はさらに短くなるのが普通。

 

例えば今、あなたが30歳だとするなら、75歳までの活動時間は、65歳までの35年間として、35年x土日の100日x10時間+10年x365日x10時間とすると計71500時間

これが40才なら25x100x10+36500で61500時間

50なら51500時間

60でさえ41500時間

 

これとは全く別のところで、物事を習得するには10000時間の法則と言うのがあるらしい。「それ」に集中してやり続ける時間が1万時間を超えるあたりから、使える力になるという一つの考え方。

で上の数字を見てみると…

なんだ、30代ならあと7つも、60代でさえあと4つも、プロ並み?に習得できる時間があるという事。

 

ただ、リタイアした後の時間の過ごし方というと、テレビを何となく見ているという老人が今は大量にいらっしゃるそうで。なんともったいないことか。そもそもそこから何かに打ち込んだり、一花咲かせてやるかと一つに注力すれば、もしかすると以前よりも時間はかかるかもしれないけれど、それでも時間はかなりあるという事。

 

残りを知ることで、何をしようか、何ができる可能性があるのかを正しくとらえ、ならこうしてみようか、これに挑戦してみようかと興味を失わない事の方が大切なのでは。

 

現実に、たぶん「これからの老人」は、今まで以上に働かなくては、何か成果を生み出さなくては国として回らなくなりつつある現代。今の延長上ではない、新しい何かをやってみませんか?それも「今から」。