コピー禁止により
(先日より続く)
そうすると、コピー禁止のコンテンツは、友人と情報をシェアすることができない。もちろん、実際に友人と物理的に会うことができれば見せ合うことで済むかもしれないが、昨今のコミュニケーションは、バーチャルコミュニケーションの度合いが高くなっている。「これ」と、ネット上で互いに見ることができなければネタにはしにくい。
その点、これまでのコンテンツは、著作権にがんじがらめにされていて友人と共有しにくい。それに比してYoutubeをはじめとするネット動画は、URLを示せばすぐにも見ることができる。ここにも既存の価値観をぶち壊す要素が眠っている。
コピー禁止によって友人間のコミュニケーションネタ、コンテクスト創出にすら不自由な映像と、自由にシェアできる映像と、リアルな友人、ネットを介した友人と話をするためには、どちらが利便性が高いかは、言うまでもなさそうだ。
(続く)