確認をすっ飛ばせ!
品物を買うのに、一回一回確認してますか?
もちろん、毎度毎度買うモノでなければ確認はするかと思いますがそれではなく。いつもいつも定期的に使うモノ、消耗品として買うようなモノの場合、一度ブランド、商品を決めてしまったら、さして確認せずに、買っていたりしませんか?
月額課金で自動引き落とし、電気代にせよガス代、水道、通信費だっ、かかっているのは分かっていても、ちらっと見て、ですっ飛ばす。
毎回毎回ほぼ同じ結果が引き出されるものに、確認するのは面倒くさい、と考える向きがある。仕事で言えば、わかりきったことに管理工数をかけるな、ということになる。
じゃぁ、やめよう。無駄だよ…。
…と、これが非常に危ない。
明らかに、どう間違っても絶対に同じ範囲に収まるようなモノばかりならいいのだけれど、何回かに一度は、違う値、違う答えがあり得る。そこをどう見つけるか、監視していくのか。
その一つとして、確認ターン(期間)を、徐々に延ばしていくのが一つ。
そして、ある一定期間以上には、延ばさないのも一つ。
それは結局、リスクとコストのせめぎ合いでしかない。
たいてい、このリスクを甘く見たり、リスクの扱い方を間違えることで、大きなトラブルを引き起こして、組織的に、作業的に、やってみたり見なかったり、振り子のように作業がぶれる。
確認をすっ飛ばすことは、確かに効果がある。が、それが引き起こす課題、問題、抱えているリスクを正しく把握して、そしてリスクと「正しく付き合う」。
結果、この世はリスクとの付き合い方をどこで学ぶか、なのかなぁ。