努力する才能

知人の御子息が、大きな留学プログラムをパスしたというニュースが入って来た。ご両親は、うかった当人は努力することぐらいしか…、などと御謙遜だが、とんでも無い!

 
努力する方々、それも並大抵で無い方々を身近で見てきた。
これこそ究極の才能では無いかと思う。
 
諦めず、腐らず、すぐに成果が出なくとも、その先を信じて、自分を信じてずっと続ける。
子供が幼いうちは、すぐに成果に結びついたり、周りの大人にすぐ褒めてもらう事がフィードバックになるけれど、いつしか、それはすぐに結果が出るというケースが減り、いかに努力するか、努力できるか、という力にシフトさせていくことが必須になる。
時にくじけそうになることがあっても、日頃のそんな努力を知っている周りの人が、少し救いの手を差しのべてくれる。そういう意味では、周りにも恵まれているかもしれないが、当人の努力あってこその、周りが助ける気持ちにもなるだろうところがあるのでは無いだろうか。ニワトリタマゴの議論になりそうだ。
 
でもこれって、やっていればいつかは報われる、などと一言の下に結論付けられそうなのだけれど、もちろん報われることもあるが、報われない事だってけっこうあるのだ。それでもへこたれずに、次の努力を続けることができるのか?折れずに次へ行けるのか?どこまで折れずに耐えられるのか?折れそうになった時の周りのサポートはどんなものなのか。
 
続ける才能、励ましあえる環境。好敵手がいる事こそが重要だとも言うけれど、そうそういいターゲットはそうそうは見つからなかったりする。
 
今後はそんな「好敵手AI」とかも出てきたりするのかな?でもAIとわかった瞬間に、あきらめてしまいそうな自分がここにいるが。
 
努力する才能の育て方。多くの人が知りたいんじゃないかな。
別にどの分野でもいいのだけれど。